探偵はここにいる 森秀治 小説ではなく、実際の探偵を取材したルポ本。面白かった!ネタバレ注意

おもしろかった!

読売新聞にレビュー記事が載っていて

興味があったので読んでみました。

小説ではなく、実際探偵をしている人から取材した本でした。

1,名探偵の条件

2,ピエロの脱皮

3,探偵愛

4,ドリンクバー

5,ハードボイルドの葛藤

6,探偵を辞める日

7,女探偵現る

8,セカンドキャリア

9,依頼者A子の告白

10,追憶のホームズ

依頼者の電話を聞いただけで、対象者が浮気してるか100%わかる

ってベテランさんはいいます。

ビデオカメラも小型化されてるし、ラインをのぞき込んで撮影もできる。

企業調査、採用調査、の依頼もある。

調査依頼は、弁護士からのものもあって、これは離婚調停用

調査する前に、離婚を前提とするか、依頼者の気持ちを固めておく。

浮気相手が3人いて、しぶっていた離婚を決意した人もいる

2007年に探偵業法が施行されました。

最近なんだな

尾行の時は、相手のかかとを見る。

嘘つきだ、って明言して人の懐に入っていく技術

浮気場所。地方だと、一人一台の車があるから、駐車場ってのが多いんだって

ほ~

盗聴器。身内だったらICレコーダーでいいからね。必要ない

探偵が身近になる未来を夢みる探偵。

相談員と調査員、の二つの役割があり

相談員は、ほぼカウンセラーで、調査員は現場だけ

探偵が恋人と続かないのは、家族のイベント時期(クリスマスや正月)は

不倫調査の繁忙期だから。

調査期間は、基本2週間。

蒸発した息子を探して、とか、警察でできない捜査を探偵がになう

探偵会社は、外注、も多い。

対象者が女性の場合、女性捜査員を指名する客も多く、女性探偵の需要が多い。

けど、張り込みの時のトイレ問題とか、いろいろ大変・・。

突然離婚を切り出された女性が、探偵をやとい、弁護士の手助けで

離婚はしたけど、お金をゲットして新しく生きていくことができた実話は

ヘタなドラマより興味深かった。

探偵は、早期離職が多い仕事だったようですが、最近はそうでもなくなったらしく、そういう意味では、職場のブラック度が、少しずつ改善されているようです。

下着泥棒を捕まえる、って、ほぼ警察みたいな依頼があって

下着泥棒の狩場、ってのがあるのね

すごい。

聞きこみ、は子供連れでもできるけど

張り込みは、無理ね。

コロナの中、遺品整理をする家族が

遺品の中の文面から、亡くなった夫の愛人を探してほしい、とかの依頼もあるとか

興味深い・・。

って感じで読了。

一気に読んじゃいました。

おすすめ

探偵はここにいるposted with ヨメレバ森 秀治 駒草出版 2021年04月28日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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