マージナル・オペレーション改(11) 芝村裕吏 推し本の最終巻の感想レビュー備忘録。戦争終結と死亡偽装?

推し本。大好きなシリーズが終わりました。

外伝や前伝で累計30巻近く

ほぼほぼ読んでますね。

2012年から2021年までの10年。

おっかけましたね~(^^)

ネタバレ注意

マージナル・オペレーション改 11 (星海社FICTIONS) [ 芝村 裕吏 ]

マージナルオペレーション改 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1,世間の状況と僕の考え

2,にらみあいと化かしあい

3,ホリーの救出

4,間違った美名

5,ホリーの帰還

6,中国分裂

7,千客万来

8,僕なりの終わり方

エンディングセレモニー

戦争は外交で終わる。

ちょうど選挙が終わった時に、タイムリーな言葉でしたね。

中国が領土的野心をあらわにして、周辺国の怒りをかってレインボー計画が発動、アラタが雇われ、中国対ミャンマーで戦争がはじまりました。

日本は、人ではなくて「まめたん」というロボットで参戦。

日本も戦争に巻き込まれていて

空軍は四カ月で壊滅。飛行機の修理ができないから。

そして、中国が核を使います。

小さい奴ね。

沖縄尖閣諸島だって

ありそうで怖い・・。

で、使った中国の方も大混乱。

中国は内乱状態となり

アラタの方の戦線は静かに。

アラタランドをつくって、中国との境界の重しにしたい

レインボー側です。

経済損失から、どこも戦争をやめたい。

マメタンが動き出したように、これからは陸兵も少年兵も

なくなるかもしれない、ってアラタは思います。

アラタの部隊に突進してくる兵がいて

その思惑がわからないくて、アラタは気持ち悪い

後半で、アラタ個人?をねらったロシア側の覆面部隊だってわかりますけどね。

中国の民間人に対して、アラタが戦略的に不利なのに撤退した、という

プロパガンダが流れ

こどもたちは、大好きな親父が世界的に英雄扱いされて、うれしそうです。

当人は、自己評価が低いままですけどね。

ホリーが掴まります

イトウさんが奪取に走り

ちょうど、アラタがいい具合に勝っていたので

中国に渡すか拷問か、ってとこで

丁重に返還する、ってことに。

強姦されて入院生活しているソフィアのことを思って

アラタはホリーをすごく心配しますが、無事で何よりです。

ミャンマーは脱落、戦線離脱

もと国連職員でもあったホリーが暫定政権のトップにたち

多国籍軍による駐在、ってのもあるらしいです。

中国は別れすぎて、対応できる組織がなく

終戦はなしくずしに成立します。

アラタへの報酬は、子供たちが育てられるくらい

たっぷりもらえるようですね。

ですが、難民がなだれ込んで、兵站などなどが難しくなります。

世界の工場であり、消費場であった中国が解体し

アジアの経済は今後冬の時代となります。

ランソンさんは引退し

アラタは子供たちと一緒につもりでしたが

まだまだアラタを狙う勢力があると知り

自分はいつでも死ぬつもりでしたが

子供たちが人質にされると面倒だ、ってことで

アラタは自作自演で殺害計画を実行

ジブリールだけをつれてトンずらです。

たぶん、2年くらいしか時間稼ぎはできないかもしれないけど

その間に世界情勢が変わるかもしれないしね。

ってことで、終幕です。

いや~長かった!

面白かった!

一読をおススメのシリーズです!

マージナル・オペレーション改 11posted with ヨメレバ芝村 裕吏/しずま よしのり 星海社 2021年09月17日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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