面白いな~。推し本。
改、ってことで第二シーズンなんですが
最初のシーズンは、24人の子供たちを引き連れて
子供たちを死なせない!って決意のもと
神がかった、イヌワシのような天空からの指揮力で戦うアラタ編でした
その後、女の子は娼婦、男の子は黒組織の使い走り、としか生きられない
貧しい子供たちを受け入れ、できる仕事が傭兵稼業だったから
子供主体の傭兵団のようになって
中国の軍拡に対応できるのがアラタ部隊しかないってことで
中国と戦っているのが、改のシリーズです
ネタバレ注意
マージナル・オペレーション改 10 (星海社FICTIONS) [ 芝村 裕吏 ]
マージナルオペレーション改 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
☆
1章、僕のささやかな戦争方針
2章、土台をつくる
3章、奇襲作戦の開始
4章、様相の変化
5章、間断のない戦い
6章、まめたんの日
☆
中国はミャンマーに侵攻し
現在はタイへと侵攻してまして
タイの兵隊が弱いので、アラタに救援要請がきます
本来、ミャンマーと中国の戦線拡大で
子供たちは、アメリカ軍の助力のもと
海のあるとこまで脱出してきて
このまま日本に入るつもりでしたが
金を出すから、助けてくれ
今動ける兵隊は、アラタのとこだけ、ってこととなり
大金出してくれるならいいよ、って
傭兵稼業のアラタが受けました
☆
アラタの方針は
中国の補給路を断つ、ってこと
海から、日本の自衛隊が補給してくれて
食料と水をゲットできたので、アラタは対中国へと動きます
ミャンマーをさかのぼって移動しますが
途中で中国人狩り、とかしてて
普通の隣人を木に吊るしていくのね、女子供もね
とっても教育に悪い、ってアラタはその町をスルーします
で、両親をそういう目にあわされたことのあるホリーが蒼白になるので
アラタが慰めたりしますが
この、ホリーとアラタの関係が、10巻で、とっても面白い
ジブリールもジニも、アラタの第一、第二妻を狙って(自称)してますが
ホリーも、第三妻として、彼女たちに認知されつつある
知らぬはアラタだけ(^^)
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中国と敵対する、ってことで
ホリーの政治力もつかって、ミャンマー軍と交渉しますが
ミャンマー軍は統制がとれてないので、とっても評判が悪い
で、一応中国を追い払う、って契約で、通行手形的なものと
1000ドルをゲットするアラタですが、この情報が中国に流れることは
想定内なのね
この軍事的思想が、この本の魅力です
☆
で、アラタがミャンマー国内を移動中に
中国対タイの戦いでは、タイが総崩れでヤバイ
ここにまめたんを投入したアラタ
まめたんの力で、敗走中のタイ軍も立ち直ります
イブンがマメタンのフォローに入ってまして
死体の眼をつぶらせてあげる、っていうから
アラタ、とっても感心しちゃいます
うちの子はえらい!ってご満悦です
そしたらイブンが、サキがやってたから、って
でもって、サキを嫁にしたい、って
うふ
思春期ね~
☆
さて、補給路は二つあって、そのうちの太い方をアラタが攻撃します
中国軍は、指揮系統が今一つで
斥候の中には優秀な人もいますが、補給路のカバーはへたくそで
アラタにやりたい放題されます
ただ、日本にたどりつく難民を(武器を持ってたりする)
まめたんが武器持ちは射殺、って感じで対応して、それがネットに流れて
まめたんと政府がいろいろ悪く言われるので
イトウさんからの懇願で、アラタはマメタンが撮った「中国の蛮行」ネタを
流出させます
映像の力は大きいからね~
☆
イブンに補給路の元、中国国内へこっそり潜入してもらい
ちょびっと反撃しようとしたら、そっちがガードがら空きなので
ジニを一日遅れで派遣して、迫撃砲でボロボロにすることにします。
中国本土に攻め入っての行動でしたので
中国側へのインパクトがすごいのね
☆
でもって、補給路壊滅作戦の本番、大仕事にはマメタンが出動しますし
マメタンの弱点は、空爆なので
制空権を三日だけ欲しい、って米国に要望します
多国籍軍だからね、こっちはね
で、しっかり米国が仕事して、中国の護衛機がぼこぼこ落ちて
それを知らずに、待っていた補給路のトラックとかを
こっちも入れ食いでアラタが蹴散らして
最終的には、中国からの和平交渉待ちってなったんですが
ついに中国が核をちらつかせてきます
☆
戦争で撃ちあいだから、子供が死にます
今回のミッションでは二人死んで、アラタはつらくて
そんな時に側にいるのはホリーで、ジブリールも心配してる、って
みんなに愛されてるね、アラタ
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中国本土(端っこだけど)に攻め込まれた、ってことで
中国で内乱が起きたらしく
核のカードを切り出したのが、どっち側かわからない
和平交渉の話としては、アラタランド、というか
アラタたちのための居住区を中国とミャンマーの間に置くという案が
国連側から出てるんだって
緩衝地帯にしたいのね
いろいろ考えますね~
さて、和平交渉前の中国内乱
次の11巻で、完結だそうです
次巻がとっても楽しみです(^^)
マージナル・オペレーション改 10posted with ヨメレバ芝村 裕吏/しずま よしのり 星海社 2020年11月16日頃 楽天ブックスAmazonKindle
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