マージナル・オペレーション改(10) 芝村裕吏 推し本の感想レビュー備忘録。次巻完結。中国で内乱勃発

面白いな~。推し本。

改、ってことで第二シーズンなんですが

最初のシーズンは、24人の子供たちを引き連れて

子供たちを死なせない!って決意のもと

神がかった、イヌワシのような天空からの指揮力で戦うアラタ編でした

その後、女の子は娼婦、男の子は黒組織の使い走り、としか生きられない

貧しい子供たちを受け入れ、できる仕事が傭兵稼業だったから

子供主体の傭兵団のようになって

中国の軍拡に対応できるのがアラタ部隊しかないってことで

中国と戦っているのが、改のシリーズです

ネタバレ注意

マージナル・オペレーション改 10 (星海社FICTIONS) [ 芝村 裕吏 ]

マージナルオペレーション改 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1章、僕のささやかな戦争方針

2章、土台をつくる

3章、奇襲作戦の開始

4章、様相の変化

5章、間断のない戦い

6章、まめたんの日

中国はミャンマーに侵攻し

現在はタイへと侵攻してまして

タイの兵隊が弱いので、アラタに救援要請がきます

本来、ミャンマーと中国の戦線拡大で

子供たちは、アメリカ軍の助力のもと

海のあるとこまで脱出してきて

このまま日本に入るつもりでしたが

金を出すから、助けてくれ

今動ける兵隊は、アラタのとこだけ、ってこととなり

大金出してくれるならいいよ、って

傭兵稼業のアラタが受けました

アラタの方針は

中国の補給路を断つ、ってこと

海から、日本の自衛隊が補給してくれて

食料と水をゲットできたので、アラタは対中国へと動きます

ミャンマーをさかのぼって移動しますが

途中で中国人狩り、とかしてて

普通の隣人を木に吊るしていくのね、女子供もね

とっても教育に悪い、ってアラタはその町をスルーします

で、両親をそういう目にあわされたことのあるホリーが蒼白になるので

アラタが慰めたりしますが

この、ホリーとアラタの関係が、10巻で、とっても面白い

ジブリールもジニも、アラタの第一、第二妻を狙って(自称)してますが

ホリーも、第三妻として、彼女たちに認知されつつある

知らぬはアラタだけ(^^)

中国と敵対する、ってことで

ホリーの政治力もつかって、ミャンマー軍と交渉しますが

ミャンマー軍は統制がとれてないので、とっても評判が悪い

で、一応中国を追い払う、って契約で、通行手形的なものと

1000ドルをゲットするアラタですが、この情報が中国に流れることは

想定内なのね

この軍事的思想が、この本の魅力です

で、アラタがミャンマー国内を移動中に

中国対タイの戦いでは、タイが総崩れでヤバイ

ここにまめたんを投入したアラタ

まめたんの力で、敗走中のタイ軍も立ち直ります

イブンがマメタンのフォローに入ってまして

死体の眼をつぶらせてあげる、っていうから

アラタ、とっても感心しちゃいます

うちの子はえらい!ってご満悦です

そしたらイブンが、サキがやってたから、って

でもって、サキを嫁にしたい、って

うふ

思春期ね~

さて、補給路は二つあって、そのうちの太い方をアラタが攻撃します

中国軍は、指揮系統が今一つで

斥候の中には優秀な人もいますが、補給路のカバーはへたくそで

アラタにやりたい放題されます

ただ、日本にたどりつく難民を(武器を持ってたりする)

まめたんが武器持ちは射殺、って感じで対応して、それがネットに流れて

まめたんと政府がいろいろ悪く言われるので

イトウさんからの懇願で、アラタはマメタンが撮った「中国の蛮行」ネタを

流出させます

映像の力は大きいからね~

イブンに補給路の元、中国国内へこっそり潜入してもらい

ちょびっと反撃しようとしたら、そっちがガードがら空きなので

ジニを一日遅れで派遣して、迫撃砲でボロボロにすることにします。

中国本土に攻め入っての行動でしたので

中国側へのインパクトがすごいのね

でもって、補給路壊滅作戦の本番、大仕事にはマメタンが出動しますし

マメタンの弱点は、空爆なので

制空権を三日だけ欲しい、って米国に要望します

多国籍軍だからね、こっちはね

で、しっかり米国が仕事して、中国の護衛機がぼこぼこ落ちて

それを知らずに、待っていた補給路のトラックとかを

こっちも入れ食いでアラタが蹴散らして

最終的には、中国からの和平交渉待ちってなったんですが

ついに中国が核をちらつかせてきます

戦争で撃ちあいだから、子供が死にます

今回のミッションでは二人死んで、アラタはつらくて

そんな時に側にいるのはホリーで、ジブリールも心配してる、って

みんなに愛されてるね、アラタ

中国本土(端っこだけど)に攻め込まれた、ってことで

中国で内乱が起きたらしく

核のカードを切り出したのが、どっち側かわからない

和平交渉の話としては、アラタランド、というか

アラタたちのための居住区を中国とミャンマーの間に置くという案が

国連側から出てるんだって

緩衝地帯にしたいのね

いろいろ考えますね~

さて、和平交渉前の中国内乱

次の11巻で、完結だそうです

次巻がとっても楽しみです(^^)

マージナル・オペレーション改 10posted with ヨメレバ芝村 裕吏/しずま よしのり 星海社 2020年11月16日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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