推し本。夫が作家買いしているシリーズです
池上彰さんは、他にもいろいろ本を書いてますが
このシリーズは、毎年でていて
順番に読み返すと、ああ、こういうことがあったな
って歴史を振り返ることもできます
11巻は2020年に出た本です
ネタバレ注意
知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先 (角川新書) [ 池上 彰 ]
池上彰 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 池上彰既刊の、感想レビュー備忘録。
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二極化する世界、深刻化する世界の大問題
1章、トランプ再選はあるのか?アメリカのいま
2章、イギリスEU離脱。欧州の分断と巻き返し?
3章、アメリカが関心を失い、混乱する中東
4章、一触即発。火種だらけの東アジア
5章、グローバル時代の世界の見えない敵
6章、問題山積の日本に、ぐらつく政権
2020年の風をどう読むか
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先が見えない時は、過去の教訓から学ぼう
コロナ対策、台湾とベトナムは中国と敵対していてすぐ止めた
カンボジアは親中で、みないふり
WHOのテドロスも親中が露骨だった
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イランには軍が二つある
国軍と、革命のためのイスラム革命防衛隊
国軍は、師に信用されてない
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アメリカでは、一度大統領になれば2期8年をやるのが当たり前
再選を果たせないのは屈辱的
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現在、日本の観光は、物価が安いからです
中国人たちも、日本では稼げない、ってこない
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オバマが8年で立て直した、前ブッシュのめちゃめちゃを
今、トランプがめちゃめちゃに戻してる
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産油国トップはアメリカ、次がサウジ、次がロシア
アメリカは原油が安くなると倒産するから、サウジが増産でつぶしにかかった
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アメリカがアフガンに介入して18年、過去最高の長期
スペインと戦ってフィリピンをゲットし、キューバを独立させ
メキシコと戦ってカルフォルニアとニューメキシコをゲットしてますけどね
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アフガニスタン。元は国王の甥がクーデターを起こして内乱が開始
ベトナム戦争で、ソ連の介入でアメリカが苦しんだ
今回は、アメリカが介入してロシアを苦しめた
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アフガニスタンにアメリカ介入で武器横流し
それがタリバンへ。自業自得的
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イギリス。格差は拡大するばかり、でEU離脱
離脱しても、ダメ、だろうけどね
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ポーランドとハンガリー
独裁国家になりつつある
EUに加盟してるのに独裁国家、ってすごいことだ
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北方領土は戻らない
戦争で奪った領地は絶対に返さないのがロシアだから
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イラクのシーア派とスンニ派、という基礎を押さえておく
パーレビ国王は欧米に親近感を持ち、それでいて、秘密警察で国内を弾圧した
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サウジのキャラ変更は、まさに今の時代ですね
ドバイをめざしてるみたいね
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台湾は大統領ではなく、総統
中国を刺激しないためにね
中国の孔子学院は、中国体制を賛美するための機関。
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北朝鮮ではマルクス本が禁書
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日本はかつて
政治は三流だが、官僚は一流、と言われてました
鳩山首相が官僚を敵に回し
政治主導の名のもとに、安倍首相が人事権を握り、忖度政治が始まった
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政治家というものは、一生懸命やることをやらなくてはいけないが
究極的には、歴史法廷の被告席に立たされる
中曽根元首相の言葉
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オリンピックが商業5輪になったのは、ロサンゼルス大会から
NBCの都合で、4割払ってる都合で、7月、8月しかできない
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ノーベル平和賞のエチオピア首相
画期的でした
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とかいうことが書いてありました
とっても面白かったです
一読をおすすめ
新幹線の中で読むとかに、最適な本ですね
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知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先posted with ヨメレバ池上 彰 KADOKAWA 2020年06月10日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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