87歳、現役トレーダーシゲルさんの教え 藤本茂 推し本。私の感想レビュー備忘録。とっても勉強になりました。

推し本。

最初は期待してなかったんですが、本屋さんでパラ読みしたら面白かったので

楽天ポイントがマシマシの時に購入

億り人さんの自伝、って感じで読みました。

87歳でも、頭が動けば相場を楽しめる。

すばらしいお話でした(^^)

87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え [ 藤本 茂 ]

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87歳、現役トレーダーシゲルさんの教え  目次

1,19歳で投資を始めて68年

2,80銘柄を月6億円トレード

3,投資歴68年 シゲル流「1.2.6」のルール

4,上がったら売る、下がったら買う

5,デイトレードは究極の脳トレ

87歳、現役トレーダーシゲルさんの教え ネタバレ注意

姉の夫の紹介でペットショップに勤務して

自分でやろうと独立し

その後、雀荘を経営し、最大は3軒まで持ち

買いたい、という人がいたので売却して大金ができたので

それで株を本格的に始めた、って人です。

ペットショップにいた頃の顧客に株会社の人がいたらしく

株に接するタイミングが良かったのは確かですが

他の事業をしていても、きっちり成功する方ですね

株主優待のためにつなぎ売りすることはない

これは、私も完全同意です

株主優待をメインにしているうちは、稼げない。

寄り付き、前場、後場、引け

寄り付きが一番動くのは、私と一緒

日経平均より大事な、日経平均225先物指数

日本株は外国人投資家も売買してる。先物の方が案内になる

特別気配

持ち株が上がるなら、幸せ

下がるなら、ストップ安の地獄ですね

はは、怖いキーワードだ

注文約定は、午前9時代に集中

午前10時をすぎれば、一日の半分は終わった感じ

これは、私も同じ。

次が、後場の寄り付きと大引け直前

後場の寄り付きは、指値しとくと、ちょっと面白い買い物ができますから

私も好きです。

運用資産は18億あるけれど

利益の出た株はすぐに売り

そうでない株はそのままなので、評価損益はマイナス2億円以上あります。

ほ~これはびっくり。

でも、私も利確しちゃって、残りはそのまま、って株があるから

マイナスが常態化しても、怖がらなくていいかな。

成長してる株を長期で持つ。

これも一つのやり方ですが

波乗りで稼ぐ方が稼げる

これは、ここ最近の私のやり方です。

ずっと持っていて含み益が増えていくのを待つより

上下で稼ぐ方が稼げる。

茂さんも、そうなんだ!!

株を選ぶとき

経常利益は収益力だから、大事

純利益は、突発的な収入のときも黒になるから。

これは、けっこう大事なところです。

ただ、私の保有銘柄はそんなに数がないから

基本、経常利益のよいのだけ持ってるし

あんまり気にしてないかな(よくて当たり前)

高配当=優良株ではない

これは、株の経験が増えるほどに、身に沁みます。

利回りって、暴落するとアガルからね。

ディズニーランド(オリエンタルランド)も

利回り悪いけど、手堅い株だからね

大型株は機関投資家の主戦場だから

私はやらない。

茂さんクラス、で上記のような状態ですから

私なんて、もっとダメだわね

ファンダメンタルズ分析=新聞やニュースとか

テクニカル分析=チャートとか、ね

この二つの違いは基本だから、押さえておきましょう

「決算プレイ」

決算マタギ、とかは知ってましたが

決算ぷれい、ってキーワードは知らなかった。

決算の内容を材料に短期的な利幅を狙うやり方です

私も、これは密やかに、小さくやってます

1000株とかぶっこんでやる勇気(資産)はないから

ただ、これのやり方で勝率が上がると

年収は跳ね上がりますね

私も、分かっているけど、まだビビってるので、なかなか・・。

枝=決算

木=日本経済

森=世界経済

この考え方の明文化は分かりやすかった。

私も漠然ととらえてましたが、明文化すると、これね

株価を動かすのは材料ではない。

はい、これは、株の経験者じゃないと、ちょっと把握しづらいかも。

材料出尽くし、って言葉が一番わかりやすい。

悪材料がでても、材料出尽くしで上がることもある

下がると思ったのに、逆にいっちゃうのね。

同様に、良い材料がでても、織り込み済みってことで

上がらないこともある

結局、材料を見て動く「買う人」を見ないといけない

これが、難しいしおもしろい!

売買のタイミングは、基本的に「経験」と「チャート」

これは、同意します。

ただ、経験ってのが、ほんとに難しいからな~

茂さんは、損切の数字も

利確の数字も決めてないそうです。

これは、私も同じ。

私の場合の損切は、年末の税金対策かな。

損切して、手放すんじゃなくて、そこで買戻し

損の確定、ってことです。

新年に向けて、あがるのを待つ。

損切大事、というのが声高にいわれてますが

声高のことに疑問を持って、自分で考えて行動するのが大事、というのが

本作にありました。

ごもっともですね。

ただ、私も基本、損切は大事だと思ってます。

コロナで下がった株を一度損切して現金化して

それを、優良な株に買い直して稼ぎましたからね。

この頃は、銘柄の選び方が今より甘かった。

処分するだけ、って株は、今は持ってません

損を確定しても、また買い戻したい株だけね

23年に爆上がりしたのは

バフェットが日本株への追加投資の意志を表明したことで

海外投資家の日本株買いが本格化したから。

ふむ。

で、この続きが茂さんらしい。

そうやって、株価を釣り上げて、売却して稼いでいる、って

なぜ個別銘柄を公表するのか

その結果、バフェットが稼いでいるから、ってのは卓見。

銀行マンや証券会社窓口が勧めるものに、良いものなし、ってのと

同じね。

ほほ

ただ、私もそう思って、三菱商事は23年までってことで

一度利確して銘柄変更しちゃったんだけど

その後も上がっちゃったから、むずかしいよね

茂さんは、ナンピン買いも、嫌ってません。

きちんと選んだ銘柄を、ナンピンで簿価を下げるのは

あり、って考えですね。

これ、私もそう思います。

今現在の持ち株は、ほんとに選びこんだ銘柄なので

下がったらナンピン買いして、チャートの戻りを待ちます。

IPOセカンダリー投資

これは、私も少し注目して、一時手を出そうか、と思ったんですが

IPOする株って、よくしらない新興株が多いし

当たるときもあるけど、当たらない時もあるので

手出ししないことに決めてます。

ただ、億り人さんで、IPOで成り上がった人の本を読んだこともあるので

悪い手法ではないですね

日経平均、はあてにならない。

プライム市場の225銘柄の平均でしかないからね。

これは、ほんとに同意します。

最近特に、日経平均が上がっても

持ち株が上がらないことが多いんだもん

2000年から20年で

米国の個人の金融資産の総計は3倍に伸びたけど

日本は1.4倍だそうです。

米国の半数が株や債券を購入しているのに際して

日本は15%。

2023年に大きかったのは

外国人投資家の円買い、東証のPBR1割割れの是正

2024年から始まる新NISAネタ、の三つ。

茂さんは、円高が112円までフレル、と書いてます。

円高、そこまで進むかな?

日銀の対応によっては、動くかもしれませんね

面白かったです。

一読をおすすめ(^^)

87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え

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藤本 茂 ダイヤモンド社 2023年11月30日頃

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