作家買いして面白かったので
すぐに2巻を読みました
1巻で、妻の沙耶に男装させて小者にした月也は
手柄をたてて、立派になっていきますね(^^)
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掏摸と佃煮
流行神長屋
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さて、江戸での掏摸って、特別なポジの犯罪者だったようです
関西の掏摸は、刃物で巾着を切ったりして物騒ですが
江戸では指だけでする技術者で
ついでの、江戸では「市民による袋叩き」が成り立っていたので
かっぱらい、とか掏摸の犯人は、同心に捕まる前に町民に捕まると
川に放り捨てられ、土座衛門になっちゃうんだって
泳ぎ、が一般教養になってないから、すぐに溺れるのね
江戸は水路の街だしね~
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さて、そんな掏摸がかどわかされていくようで
はじめは、たんにしょばを変えたんだろう、って思われてましたが
掏摸の頭の娘が、祝言間際に消えたので
これは、かどわかしだろう、って
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さて、沙耶の仕事ぶりが有能なので、お奉行様は「十手」を沙耶に、って言ってくれます
でも沙耶は、十手を持つと、女たちが近寄りにくくなるから、ってお断りですね
庶民の味方、すばらしい
で、月也は、沙耶が女クチコミを音吉たちに頼む間
釣り堀にハマります
釣り堀は、湯屋と同じくらいに情報が集まるから、仕事のいっかんではありますが
武家で、同心で、でも、偉そうでない月也に、みんなすぐになじむのね
こういうとこ、月也の人徳ですね
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さて、かどわかしは、さる藩が人を集めるためのものでした
無宿人とかになると、おてんとうさまの元では歩けない人生になるので
藩の船に乗るのもいいかな、って考える者もいたようで
ただ、それだけでは足りないので、書類詐欺で借財つくったり、誘拐したりして
そっちで足がついた(月也にめっけられた)わけですね
で、藩の方も、バレたので、解放いたしました
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2章は
流行神、って「偽宗教」で金をしぼりとる奴を捕まえます
今でも、これはあるな~
沙耶と月也は、浪人夫婦、ってふれこみで長屋に引っ越します
同心の家は大きいので、狭い家が月也にはめずらしい
で、愛する沙耶と、ずっとくっついて暮らせる、って
けっこう嬉しそうですね
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で、その流行神は、ある先生で、いまでいう経営コンサルタントみたいなもので
泥棒に、吉日をたずねられたので教えてみたものの
このままではいけない、ってことで
ぼんくらで有名な月也をおびき寄せて、こっそり教えてくれました
で、盗人は逮捕され、月也は、釣りが上手になりました
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おもしろいな~、このシリーズ
次も読みます。
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うちの旦那が甘ちゃんで2posted with ヨメレバ神楽坂 淳 講談社 2018年11月15日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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