エブリシング・ヒストリーと地政学 エミン・ユルマズ 推し本。私の感想レビュー備忘録。作家買い、マネーの教養本。

推し本。作家買いしました。地政学、いまとっても熱いです。

世界中がわさわさしてる時に、なぜ?どうして?を知るために買いました。

面白かったですよ(^^)

エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」 [ エミン・ユルマズ ]

エブリシング・ヒストリーと地政学 目次

1,マネーからみた古代ローマ帝国興亡史。

2,イタリアン・ルネッサンスと銀行の誕生。

3,貿易戦争としての帝国主義と収奪システム

4,血税額からみる日本の近代経済史

5,第一次世界大戦という資源戦争

6,第二次世界大戦と基軸通貨戦争

7,シン半導体戦争

終章、アメリカの中東戦略とマネーの未来

エブリシング・ヒストリーと地政学 ネタバレ注意

資本主義社会においての経済活動の最大のモチベーションは

「お金を稼ぐ」ことである。

うん、すごいシンプル

紀元前670年頃、リディア国王が世界初の金属貨幣「エレクトロン貨」を鋳造

世界最古のマネタリーシステムを構築した国

これは、世界史の授業で習った記憶がないな

王家=国家が貨幣の価値を保証した

リディア王国は、ペルシア帝国への侵攻で返り討ちになり

ペルシアは、貨幣というシステムを吸収した。

貨幣制度には数学の知識が必須。経済学も古代ギリシャから生まれた

(ペルシアから、ギリシャへ貨幣制度が広まったので)

アテナイでは、民会への出席や裁判の陪審員に日当が払われたので

貧しい市民でも労働を休んで政治に参加することが可能になった

古代ローマでは冷蔵庫がなかったので、塩やスパイスが大事で塩は必須だった。

で、サラリーとか、まぁ、色々の語源となり

ローマは地中海の覇者となって、貿易ネットワークを築いた。

ローマが平定して、銀貨が安定した。

横の移動は簡単だが、縦の移動は大変(緯度経度の問題ね)

ソリドゥス金貨の衰退は、そのまま東ローマ帝国の衰退を現す

アメリカは、ローマに習っているところが多い

ローマを崩したゲルマンはバーバリアンだったので、数学的貨幣の地位が落ちた

十字軍において、移動先での引き出し業務をテンプルが請け負って

その金が大きくなったので、フランスの王様は、冤罪をぶっつけて

テンプルを壊滅させた

ペストで人口が激減して労働者の実質賃金が上がり、農民の自由が拡大した

ヨーロッパのイノベーション

水車、重量の鋤、輪作。

そして、教会の権力の失墜(ペストで祈っても救いはこなかった)

ギリシャの古典(ラテン語)がアラビア語に翻訳されてイスラムに広まり

ヨーロッパの再安定で、逆輸入された

ほ~

イタリア、メディッチの銀行革新。

複式簿記

ルネッサンスで再評価された一つが数学

世界の三大発明

火薬、羅針盤、活版印刷

中国は、この三つの発祥地なのに、発展させられなかった。

18世紀、アフリカの総人口の10%が、奴隷貿易でアメリカに送られた

イベリア半島からイスラムを追い出して

戦士が余剰したスペインは、外洋に目を向けた

(日本の秀吉みたいなもんだな)

スペインは南米で銀山を見つけ、それをもとに大量に銀貨を作ったので

金融緩和状態になった

スペインの国内の製造業が、農業が大打撃となる

(銀貨があるから、買う方が安くて、国内産業が稼げなくなる)

金融システムの先駆けから、オランダが台頭し

イギリスが台頭していく

イギリスが軍事力を背景に、金を握り、植民地を増やしていき

産業革命で作ったものを、植民地に売り

植民地から原材料をとり、とどんどん膨らんでいった

技術革命、動力革命、交通革命

版図を広げすぎたローマが、外敵対策で崩壊したように

イギリスの植民地政策も、曲がり角になる

で、外敵ではなく、金融インフラを握って、金融ジェントルマンが

イギリスで台頭していく

イギリス東インド会社は20万人超えの私設軍隊を持っていた

日本は、鎖国中。パスク・トクガワーナ。うん、いい単語

教育と、問屋制家内工業などなどで、日本は国内消費のできる国になっていた

コメ市場では、先物取引も発明してたしね

戦国時代が終わって、人口は増えてきたが

火災や飢饉で、江戸後期には人口は増えていない

で、開国して明治維新があって

産業革命の後発国ほど、短い時間で産業が立ち上がる

日本の製糸工場は世界トップクラスだった

ただ、明治維新の時に、金と銀のレート差がえぐくて

日本から大量の金が奪われていきました

これは、日本史でやりましたね

日本が植民地化されなかった理由の一つに

ちゃんとした集権国家(江戸幕府)が存在していたことがあげられる

タイも、タイ王室があったしね。

この二つだけね、東アジアで植民地化されなかったの

日本の近代化は、植民地にされないため、が大きかった

で、日清戦争

清の西太后が、海軍予算の一部を、自分のための別荘に流用したんだって

バカだね

結果、日本は多額の賠償金と領土とかもらって、強国に加わった

で、次のロシア大戦ではギリギリで

戦争貧乏になりましたが、それを国民に知らせなかったので

国内で暴動がおきたりしてる

第一次世界大戦の中で飛行機が生まれ、次にトラックが生まれていく

ドイツが第一次世界大戦で賠償金につぶされ

結果、ナチスが出たことは有名だけど

イギリスも、戦勝国だったけど、貧乏になってますね

で、その借金はアメリカから借りてまして

アメリカは、第一次世界大戦でお金持ちになります

で、けっこう日本も稼いでるんだな、

で、バブルがアメリカではじけて

金本位制だったし、みなアメリカに従うと

金融緩和しなければならないのに、締め付けになって

世界規模で景気が落ちた

その中で、仲間内だけでなんとかしようとして

ブロック経済が始まり、はじかれた日本が反発した

第二次大戦がはじまり、世界中が墓場になると

アメリカだけが本土決戦がなく、お金と工場が残って

覇権国家となった

ベトナム戦争という、戦後最大のミスジャジで、アメリカは落ち込む

でも今もアメリカは世界一番なので、時々自分勝手に劇的ルール変更をする

トランプさんみたいにね

で、米ドルが落ちても、サウジがアメリカと手を握っているので

米ドルは原油が後ろにつく「強い貨幣」となり続けていた

ほ~

フセインが、決済貨幣を$からユーロにしようとしたので

アメリカはフセインを叩いた

うん、ありそう

人民元が世界通貨になるなら

世界中からモノをかって、人民元で支払っていくべきだが

内需が整ってないし、無理

アメリカ政府は、すでに北朝鮮のハッカーや、南米の麻薬カルテルから

ビットコインを多量の押収して持っている

ほ~

21世紀の新たな石油は「半導体」

ロシアは、自国で半導体が作れない。なのに戦争なんて、できるはずがない

ソ連は、情報をコピーして世界中から集めたが

ケーキを盗んでも、焼き方がわからない、ままで来てましたね

台湾の半導体は強いが、特許や基盤技術のほとんどはアメリカが握ってる

そうなんだ

金融商品の安全性は、現金にちかいかどうか、で決まる。

すぐに銀行からおろせる、預貯金、次が国債、次が投信、で株かな

半導体は非常に複雑なサプライチェーンが必要。

中国には無理

でも、台湾を抑えるなら、アメリカは中国の石油を抑えるために

マラッカ海峡を封鎖することもあり

うん、いろいろすごい

我々は、株式投資で儲かる最後の世代

AIが本格的に入ってくると、個人では稼げないかもしれないね

AIに何をどう質問すればよいか、を知る人だけが使いこなせる

イスラエルは、アメリカにとって中東の前線基地である

中東北アメリカは、世界最大の武器売買地域

ハマスはイスラエルが作った

アメリカのメンタリティーは、福音派キリスト教が四分の一

エルサレムへのユダヤ人の帰還は聖書にある、ってのがあって

イスラエルを推している、ってのがある

イランは、中国の一路一帯、の重要な国

中国を省いていくと、日本の価値が上がっていく

初めてのコインができて

ローマ帝国ができて

ルネッサンスで銀行の仕組みができて

17世紀にオランダで証券取引が始まり

18世紀に日本で先物が開始し

19世紀に金本位制ができて

2つの大戦のあとにクレジットカードができて

1994年にインターネットバンキングが始まり

2008年にビットコインができた

この流れを抑えておくのが大事かな

という感じで読了。とっても面白かったので、一読をお勧めします(^^)

エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」

posted with ヨメレバ

エミン・ユルマズ 文藝春秋 2025年10月23日頃

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