実力主義に拾われた鑑定士(1) 薄味メロン 推し本。私の感想レビュー備忘録。ネット小説の書籍化。ある国では無能でも、他の国では有能。人の生きる場所は一つじゃない。

推し本。

ネット小説の書籍化で、全5冊できれいに完結してました。

アルファポリスからの本です。

1巻を読んで、とっても良かったので全巻揃えてみました。

まだ読了してないので、ゆっくり読んでいきます(^^)

実力主義に拾われた鑑定士(1) 奴隷扱いだった母国を捨てて、敵国の英雄はじめました (アルファライト文庫) [ 薄味メロン ]

実力主義に拾われた鑑定士(1) ネタバレ注意

孤児で、鑑定の仕事を覚えろ、と強制され

できないと、どんどん排除される中

たった一人生き残り、膨大な鑑定をさせられている

平民という奴隷のアルト

ある日、隣国の帝国から、亡命しないか、と誘われます

上司である貴族が、自分を使いつぶそうとするのを

映像で見せられて、鑑定場しか知らないけど、死んでもいいと

脱走を決めます

鑑定で回りに人がいないのを察知しつつ

こっそり出ていくと、誘ってくれた帝国の軍人が

迎えに来てくれてました

アルトは人の鑑定もできるので、軍人の本当の名前も知ってましたが

ベラルト少佐は、紹介状を渡して、アルトを知人の馬車に乗せて

帝国へと送り出してくれます

方言のきつい老夫婦が、ベラルト少佐のつてで馬車に乗せてくれて

なんとか帝国に到着、軍の訓練校の門前で

ベラルト少佐からの紹介状を出そうとしたら

偉そうな門番に門前払いされかけます

しかし、ベラルト少佐と同格のルドルフ少佐が、しっかり紹介状をみてくれて

アルトは中へ入れました

24歳のアルロは、ろくに食べさせてもらってないので

体も小さくてきゃしゃです。

軍人用の学校でも、きゃしゃなのは目立ちますが

人を鑑定できるアルトは

訓練校の中でも、落ちこぼれてのリリを鑑定して

支援魔法の才能があると見抜き、彼女を一流にしたら

私の資質がわかりますね、とルドルフ少佐に申し出

リリを配下にもらい受けます

学校では、本とかは自由に読めるので

アルトは、支援魔法ってなに?から勉強していきます

リリは、アルトの配下になり、ルドルフ少佐から、アルトの世話を一任されます

アルトは幹部候補生

リリは訓練候補生となり、アルトの個室には風呂も台所も、配下のためのベッドもありました

奴隷生活だったアルトはもちろん

孤児から学校に通っていたリリも、天国だとうれしい

さて、結果を出さないと、幹部候補生の部屋から追い出されてしまいます

まずは、リリを進化させたいアルト

パワーアップとスピードアップで、リリを進化させるアルトです

で、限界突破のためには「軍部の森」で魔物に対峙する実戦形式がいいので

ギルドに荷物持ちを探しにいきます

そしたら、変なお姉さんが、売り込みをしてきて

でも、売り込みはギルドでは御法度で、冒険者資格も剥奪されそうで

鑑定してフィオライン、と名前が分かった23歳は

弓術がSランクだったので、アルトは彼女を雇います

ごはんを食べさせて、会話して、小さい子を溺愛する

ちょっと変態的なフィオラインですが

目が悪かったので、眼鏡を作って、弓を引かせてみます

最初は難しくても、Sランクなので、だんだん上手になりますね

アルトが門のところでもめた上等兵が

アルトが、リリとフィオラインを連れてきたことで

女連れ、といろいろ絡んできます

そして、ルルベール少佐、というのが

ひょろいアルトの外観から、ルドルフ少佐のお気に入りか、ってバカにするので

教育者が強靭な肉体である必要はありますか?とアルトが反論します

ルルベール少佐は、強面ですが、理屈が通らない人ではないので

門番三人と、アルト+リリ+フィオラインの、三対三で対決するように、って

アルトは受けます

ルドルフ少佐は、ルルベール少佐にアルトを取られないため、とか言ってます

アルトの色々をなぜルルベール少佐は知っているのか

するとルドルフ少佐は、それぞれが自分の情報網を持ってるんだよ、って

いよいよ軍部の森に出かけます

水の魔法草を捕ってきて、という依頼も受けて

リリとフィオラインの特訓開始です

リリの杖に触ると、フィオラインとアルトと

三人でテレパシー状態で会話ができます

アルトは、禁固状態だったし、隣国でもあり

自分の能力のヤバサが今一つ分かってませんが

リリとフィオラインは

ルドルフ少佐から釘を刺されていることもあり

アルトの色々が軍事機密で、漏洩したら、実質的にクビが飛ぶ、って

アルトに自重を求めます

で、自重は求めるけど、二人とも、アルトから離れる気はないのね

鑑定力で、魔法草からおいしい魔力入りの水が流れるとか

水の位置は、鑑定範囲を広げるとわかるとか

軍部スイゼンのアルトの能力に、リリとフィオラインは

絶対に黙っていて!と必死です

子供を連続して殺す変態が街にいて

アルトに、捕縛指令がでます

一緒に、と命じられたのは、囮になる訓練生のマルリアでした

で、マルリアには弟のマイロがいるんですが

この子が、いきなり魔力枯渇で死にかける

アルトが鑑定すると、マイロの魔力が急激に減っていたので

リリの魔力支援で、一時的ですが、魔力をぶっこむと

減りが減って、マイロはなんとか生還します。

アルトはマイロに、魔力を増やす訓練をすれば

今回みたいなことは減らせるかもしれない、って

マイロは受けます

ツンデレのマルリア

マイロを助けてもらったので、ちょこっとアルトに心開きます

で、街への潜入

アルトは、隠ぺいの技を使ってみせて、マルリアの度肝を抜きます

で、マルリアをおっかけてくる、通りすがりの殺人鬼を

さくっと逮捕します

が、犯人はもう一人いて、油断してたマルリアとアルトに襲い掛かります

アルトが手の平に相手の刃を貫かせてけんせい

マルリアは捻挫で動けないので、リリが連れ出します。

鑑定で、ガトラと名前を知ってるといい、蛇の末裔、ってキーワードをだし

いろいろけん制するアルトですが

ガルトは手練れで、でもなんとか昏倒できます

その場を離れようとするんですが、アルトの鑑定で急速に近づいてくる人がひとり

もうダメか、と思ったら

ルルベール少佐で、リリとマルリア、アルトを抱えて逃げてくれました

アルトが気づいたのは三日後でした。失神高熱だったらしい

報告書は、マイロ君が書いてくれました

それからリハビリで1週間

ルドルフが用意してくれたのは、奥まっていて機密にもってこいの新しい部屋でした。

作戦成功で、準男爵になったアルトです

で、ルルベール少佐がアルトたちを助けたあと

後続が、縛っておいた二人を確保するはずが

二人とも殺されてました、口封じね

さて、報告書はマイロが書いてくれてますが

それが書き換えられていて、アルトの鑑定では

イータル・マタロイ、が偽造者ってことまでわかる

でも、一般の人にはわからないらしい

一般鑑定士と自分の違いがわからないアルトです

マイロとマルリアが、訓練生に昇格して

上司はアルトとなりました。

リリとマルリアの模擬戦は中止ね

さて、配下が5人になったアルトですが

リリの杖を使って、無言での会話をしてます

誰が敵かわからないからね

でも、アルトたちの新しい部屋に、キジェン・コーラルってドラムド王国からの

スパイが出入りしてました

何も見つからないけど、ほぼ定時に部屋をうろつくのが、いやらしい

王国からのスパイであるキジェン上等兵は

試験当日に、アルト+リリ+マルリアと対戦しますが

上等兵の部下は、だまされてますが上等兵を信じており

そんなだまされた異質の平民生活を思い出し

アルトはとっても気分が悪い

で、上等兵は、子供の殺しで生贄を与えて

魔術で呼び出した大蛇を、試験会場で暴れさせる予定だったようです

ですが、上等兵も、がっつり大蛇に食われました。

大蛇は、邪竜の使い魔でした。どんどん卵を産んでいく

で、卵からかえる竜は殺せても

大蛇は殺せない

マイロは、魔力の網があるから、っていうのね

マイロがつかむと、網が消えました

鑑定で逆鱗を見つけたアルトは、リリ、フィオライン、マルリアと4人で

逆鱗を攻撃して、邪神の心臓を破壊して撃破できました

アルトたちは、国を救った英雄

国内にいた黒い組織は、ルルベールやルドルフたちに

できる限り排除されたけど、全部は無理でした

ってことで、これからもより良い国家のために

ルルベールやルドルフは頑張るし

アルトも、それに巻き込まれていくようです

って感じで1巻終了。

いちおうきれいに終わってます

全5巻

全部購入できたので、ゆっくり読んでいきます(^^)

実力主義に拾われた鑑定士(1)

posted with ヨメレバ

薄味メロン アルファポリス 2024年10月08日頃

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