推し本。
ネット小説の書籍化ですが、カクヨムで賞をとってる作品です。
私も、ネットで読んでたので、書籍化はうれしい。
悪役に転生しちゃったんですが、生前がいいお兄ちゃんだったんで
その片鱗がいろいろ爆裂していて、キャラ立ちが心地良いです。
推し。
俺、悪役騎士団長に転生する。(1) (カドカワBOOKS) [ 酒本 アズサ ]
☆
俺、悪役騎士団長に転生する(1) 目次
1,これまでの俺と今の俺
幕間、訓練場サイド
2,味の改革
幕間、薬屋再度
3,スタンビート
幕間、辺境伯騎士団サイド
4,王都への木亜kん
5,濡れ衣
6,ヴァンディール侯爵家
幕間、ディアーヌサイド
7,聖女とドラゴン
幕間、王城サイド
8,お披露目の夜会
書下ろし、第三騎士団の新人
☆
俺、悪役騎士団長に転生する(1) ネタバレ注意
8人兄弟の長男で
父を亡くし、母を支えていたお兄ちゃんは
弟が道に飛び出したのを庇ったとこまで覚えていました。
こっちの世界で
子供をかばって頭を打ったことで
前世を思い出します
☆
異世界転生でしたね
顔はいいし、力はあるけど
家族に疎まれて、根性の曲がった騎士団長ジュスタン、が
今生の名前でした。
☆
王太子の婚約者・ディアーヌにちょっかいかける、っていうことをして
多くの女性たちに蛇蝎のように嫌われていたんですが
前世の性格が前面にでてきちゃったら
そんなことをする気もない団長です。
☆
とりあえず、前世でご飯も作っていたし
今の騎士団の料理を改善するために
自腹で香辛料とかハーブとか買いに行きます
☆
香辛料の店は「ポーション」も扱っているので
貧乏な男の子が、金がないなら帰れ、と邪険にされてるのを見て
お兄ちゃんはほっとけないから
その薬代も払ってやります
団長は貴族だし高位だから、お金持ち
☆
子供が心配で、ついていったら
ボロイ家に病気の母がいて
妹もいて、汚いから、魔術でクリーンをしてやり
母親もクリーンしてやってポーションをやったら
軽い風邪だったらしくて全快
そこへ、よっぱらいの父親が帰宅するので
強面全開で脅しますが
よっぱらったのは、魔族との闘いに駆り出されてケガをして
前の仕事に戻れなかったからだ、ってわかります
善処する、って約束する団長です
☆
胡椒とかの香辛料を入れると、料理が全然違ってきて
団員たちは、酒代を節約して香辛料を買う、って一致団結です
森へのお仕事も、団長のマジックボックスに、おいしいお弁当を入れるので
みなさま、やる気に満ちますね。
☆
食料の改良とともに
森の様子で、魔物のスタンビートが起こりそうだ、って予兆を感じる団長
領主に進言して、先乗りして森へと入る団員たちです
☆
団でも優秀なものを集めて、スタンビートの門を探し
瘴気の魔石を撃破して、スタンビートを阻止する団長
辺境伯は喜びますが
今までの団長の態度とかと違いすぎるので、ちょっと困惑ですね
☆
王都への帰還前に
魔物でケガしたものたちへの新しい職のあっせんとかで
団長の進言が聞き入れられたり
スタンビートを阻んだ、って事実もあり
団員たちは、辺境の住人に感謝されて、ちょっと照れてます
☆
王都に戻り、スタンビートになりかった石を鑑定すると
ちゃんと、スタンビートを阻止した、って事実が判明
団長の名声は戻ります
王太子ってのは、団長にいつも張り合ってたんですが
今回は、団長が栄誉を得たのが気に入らなくて、いろいろやらかしまして
今は、前世の記憶とともに「大人」になった団長が、相手にしないので
王太子は更にいら立ちます
☆
王太子の婚約者・ディアーヌが
町で拉致られるところを、団長が見つけて助けますが
王太子は、彼女の言葉を信じずに、拉致ったのは団長だ、って裁判を始めます
王城に拘束されていたディアーヌは
団長に優しくされた侍女の手引きで裁判所に突入、私を拉致ったのは団長ではないと
高らかに無実を語って冤罪は晴れます
☆
第二騎士団は、王太子に言われての逮捕だったので
副団長とかが、けっこうまっとうに謝るので
団長は許してやるし、そんな団長の性格が変わったので、第二の副団長も交友がもどります
☆
冤罪の間に、団長の実家の
ヴァンディエール侯爵家から呼び出しがあったので
釈放されてから実家に戻ると
スタンビートを阻んだこともあり、名声が上がっているから
結婚しろ、ってお話でした
家族に疎まれてるし、今更どうでもいい団長ですが
長男のとこの男子と娘(甥と姪)はとってもかわいくて
お菓子とか焼いてあげて、お膝にだっことかして
あっという間に、子供たちは団長になつきます
☆
子供慣れしてるので、隠し子がいるのか?と疑われますが
まぁ、その疑いは晴れまして
王都へと戻る団長です
☆
で、魔力探知の力がある団長は
ある日、王都にドラゴンの気配を察知
第三騎士団に非常招集して、街へと走りまして
ドラゴンを見つけます
自分が囮になって走り、神殿の前にいる怪しい気配に
神殿長の服をひきさくと、そこにまがまがしい魔石が埋まってました
肉体からブチぶちと引きはがし
聖女に浄化させると、ドラゴンは静かになり
魔石を喰ってのち、なんと、団長にティムされました
☆
大きいから飼えない、っていったら
背中のローブの中に入るくらいに小さくなって
聖女さまにもなつかれて
団長の人気は爆上がり
☆
ドラゴンを使役する、なんてことで
団長は侯爵家の三男から、自分で爵位を持つ者へと出世します
で、ドラゴンの子は、ジェスって名付けられますが
母ドラゴンと父ドラゴンがいる、ってことで
子供を大事にしないと、両親ドラゴンがきて、国が亡ぶってことで
団長に、ジェスの面倒見が一認されます
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王太子が、聖女が好みらしくて、うろうろするので
聖女はそれを嫌います
団長は、まぁなんとか現状維持で退役して
ゆっくり暮らせればいいな、って思うんですが
まぁ、そうはいきませんね
☆
ってことで1巻読了
ネットで先を読んじゃってるんで
団長とのコイバナとかも、楽しみです
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posted with ヨメレバ
酒本 アズサ/kodamazon KADOKAWA 2024年11月09日頃
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