推し本。
作家買いです。
ハルキ文庫では「くらまし屋」シリーズを既刊全部読み切ってます
あとは、火喰い鳥、という、江戸時代の鳶たちのシリーズが絶品。
ということで、現代ものを読んでみました
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ひゃっか! 目次
プロローグ
1,桜の季節
2,青葉の日々
3,緑一点
4,破竹!
5,ハルノオト
エピローグ
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ひゃっか! ネタバレ注意
全国高校生花いけバトル、なるものがあり
それを見た大塚春乃が、ペア出場のために
相方を探すことから、物語は始まります
生け花経験者、ってのはあんまりいないし
舞台で生ける、ってのもハードルが高くて、
相手が見つからないんですが
転入生徒の山城貴音が、男子だけど経験者らしい、ってきいて
勧誘に
仕事で忙しい、って断られ
高校生ともなると、家のためのバイトもありなので
強制はできないんだけど、貴音の成績が悪くて進級が危うく
春乃が勉強できるので、個別指導する、ってことで
大会に出る、ことを了承します
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貴音は、旅芸人一座の跡取り息子で
イケメンなので、舞台に出るとファンがいる
他にも、役者でありながら裏の仕事もしたり
みんな家族のように暮らしてますが
座長の貴音の父は、貴音には高校を出るように、って言ってるらしい
転校が多くて、進級が危うかった貴音ですが
舞台経験のせいか、集中力はすさまじく
勉強がはかどっていき、生け花の方の腕もあげていきます
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バトルで全国トップクラスの
生け花の家元の跡取り息子の丸小路秋臣が、春乃に惚れたりして
貴音がおもしろくなくて
なんてコイバナがあり
舞台で生けるし
判定は観客、ってこともあり
舞台からのセリフや手拍子や、子供が多いから、とか
そういう判断は舞台歴の長い貴音の独壇場で
さらに貴音は、団員の知人から、竹細工の仕方を仕込んでもらって
そんな竹細工での即興の花器とかが、とても魅力的です
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貴音に惚れた先輩女子からの嫌がらせとか
まぁ、青春物語の中
秋臣には勝てなかったけど
貴音は、2年は卒業できそうだし
3年は、旅一座から抜けて、春乃たちの高校に在学するらしい
花活けバトルの影響で、春乃たちが3年になった時には
1年生が入ってくれて部活動にもなりそうだし
漫画化されたら、楽しいだろうな~って感じでした
推し
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posted with ヨメレバ
今村翔吾 文響社 2018年10月19日頃
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