推し本。
正直、あんまり期待しないで読んだんですが
本シリーズで3つ目のシリーズの作家さんらしく、とっても面白かった。ビックリ
現在、既刊3巻まで出てるので、全部サクサク読む予定
太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 1 (オーバーラップノベルス) [ 風見鶏 ]
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太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る(1) 目次
1,太っちょ貴族は家を追い出される
2,太っちょ貴族は迷宮に挑む
3,太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る
4,太っちょ貴族は歩み出す
番外編、ミトロフの食道楽
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太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る(1) ネタバレ注意
タイトルをつけるのが上手だな~。
前に、ネット小説が2つのシリーズ書籍化されてる作家さんですね
読んでて、おお、上手、と思うとこがたくさんあって
ああ、プロ作家さんだったんだ~、って納得しました
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バンサンカイ伯爵の三男のミトロフは
美食ばかりで豚さんみたいで、ついに父親から縁切りされます
迷宮に入る冒険者に、ってことでギルドのカードを渡され
持ち出しのは、わずかに衣服と剣の師匠にもらった剣だけ
食っいくには、迷宮に入るしかありません
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入ってすぐに、ゴブリンに遭遇
立ちすくんでいたら、美少女エルフが助けてくれました
その後、こつこつゴブリンを倒し、本日はここまで、って出口に向かったら
先ほど助けてくれたエルフが、他の冒険者をかばって応戦してる、って知って
貴族の矜持のあるミトロフは、エルフの元へ
コボルトは、初心者には辛い相手ですが、ミトロフも頑張って撃退
エルフはグラシエ、と名乗り、同時に「昇華」というランクアップも体験し
二人でパーティーを組むことになります
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稼ぎが少ないけど、二人でなら、って感じで頑張って
温泉、ってのも教えてもらって、そこで会話する強そうな獣人もいて
冒険者としての日々を重ねていきます
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グラシエと一緒になってから、ミトロフ二人のペアは順調で
でも、何段階も上のトロルと遭遇
なんとか撃退することで、九死に一生を得ます。
で、その帰りに、迷宮から箱をゲット
これは、迷宮ものとして、高額になるかも、しれない「本」でした。
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細剣をつかうミトロフに、武具をあつらえたり
防具のよき選びかたを教わったりする中で
カヌレ、という、迷宮の呪いでガイコツになった子と出会い
彼女は迷宮に入って呪いを解きたいけど、一人では無理で
グラシエもミトロフも、ガイコツに忌避感がないし
荷物持ちとして、三人で迷宮に降ります
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迷宮に入ってから、ろうろうの風、っていうチームと知り合い
実力は彼らの方が上だけど、手負いにしたトロールは
自分たちで成敗したい、とくやしさを始めて知るミトロフでした
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ろうろうの風、のミケルというリーダーは
なんとミトロフと同じ年の15歳で
大浴場で再会して、楽しい時間をすごします
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グラシエは、エルフの里の神樹のために
迷宮で鹿の角を探してたけど、トロルのせいか、鹿がいなくて見つけられない
そんな中で、ついにトロルの行進が始まり
ろうろうの風、を援護したミトロフたちでしたが
先にミトロフたちが手負いにした「赤い目のトロル」が
天井から降ってきて、ろうろうの風のメンツがほぼ埋まります
彼らを助けるためにミトロフは残り
ミトロフが残るなら、ってグラシエもカヌレも残り
決死の応戦となります
このシーンが、とっても上手
読んでてわくわくしました。ぜひ、購入して読んでみてください
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なんとか撃退して、地上に戻った二つのパーティーですが
トロルのせいで鹿はほぼ全滅で、グラシエはふるさとに戻れない
そんなとき、ミトロフが迷宮から遺物を見つけた、って聞きつけた親父伯爵が
当たり前のようによこせ、っていうから
迷宮で死線をくぐったミトロフは父におじけることなく拒否します
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迷宮の遺物を求める貴族の中に、鹿の角を持つものがいて
それと引き換えに、遺物を渡したグラシエとミトロフです
グラシエは急ぎ里へと帰ることになり、礼とともに再会を約束します
イヤリングを片方渡して
これは、エルフが想い人に贈る風習らしく、知らされて真っ赤になるミトロフです
さて、2巻も楽しみに読みたいと思います(^^)
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posted with ヨメレバ
風見鶏/緋原ヨウ オーバーラップ 2023年03月25日頃
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