悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(2) 雨川透子 推し本。私の感想レビュー備忘録。旦那様にライバル登場?

推し本。

ネット小説の書籍化です。流れとしては、まだ続きそうですが

ネット公開は、ここまでですので、書籍化もこれで完結ですね。

それなりに完結してますので、満足です。

悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。2(とはいえ、溺愛は想定外なのですが) (一迅社ノベルス) [ 雨川 透子 ]

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悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(2) 目次

プロローグ

1,旦那様と、旅立ちです(とはいえ、大変畏れ多いのですが)

2,旦那様が、またもや出現です(ただし、まったく記憶にないのですが)

3,旦那様のお役に立ちたいです(もちろん、まだまだ頑張り中ですが)

4,旦那様との待ち合わせです(とはいえ、夢の中ですが)

5,旦那様にまた救われているのです(お傍にいられて、幸せです)

エピローグ

書き下ろし

悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(2) ネタバレ注意

すさまじい回復能力のある聖女、としての能力を持つシャーロットですが

その能力故に、王様に魔力で縛られていて

誰でも助ける、ということができません。

王家に逆らうこともできず、できるのは、悪役としてふるまいながら

自分の周りに人を寄せ付けないようにするしかない。

そんなとき、同じように強大な魔力を持つせいで

父王の血統だけど、母親の出自が低かったこともあり

王族に反抗できない、って縛りの中

いろいろいじめられている魔術師のオズヴァルトへと

シャーロットは想いを秘めてました。

で、シャーロットを、オズヴァルトの力で封印する、という

父王からの決定があり

魔力の封印のせいで、シャーロットの過去の記憶が消滅しちゃって

浮かんできたのは、オズヴァルトへの恋心ばかり。

で、ほだされたオズヴァルトと

記憶が消えたので王家への縛りがなくなったシャーロットの魔力開放と

まぁ、いろいろあって、二人でハピエンになったのが1巻

2巻で、封印的な結婚は完了してるけど

世間的にも結婚してる、という証明のためにも

教会での祝福が欲しい、とオズヴァルトはシャーロットと一緒に

大聖堂のある町へ

ですが、大聖堂の結婚の場へとシャーロットは入れませんでした

すでに、他の人と結婚してる、って

記憶喪失のシャーロットには

誰と結婚したかわからいんですが

そこへ現れたのが、イケメンのクライド。

どうも、彼ははじめ、シャーロットをたぶらかして

シャーロットの生まれた国へと連れ帰る「使命」があったようです。

シャーロットの生まれた国は

オズヴァルトの父が統治する王国に戦争で負けて

その戦利品として、少女だったシャーロットを貢いでます。

で、シャーロットは、王家に逆らわないように封印され

いじめられ、まぁ、いろいろあって、悪虐聖女、とか言われたんですが

いまさらに、シャーロットの力を欲して、うごめいてるらしい

他国でも、シャーロットが欲しくて戦争をふっかけてきそうな国もあり

まぁ、そんないろいろもあって、シャーロットの力を封印し

その封印で、オズヴァルトの力も封印し、と

王家は二重三重に考えてますね。

ここらの、冷徹な策略は、王族としては、当たり前かもしれない

さて、クライドは、昔から悪の組織で使い勝手よく使われてましたが

一度だけ、動けないほどの怪我をしたときに

幼い少女の「浄化魔法」で助けられたことがあり

ずっと、その少女を探してました。

戦争紛争地だったので、死んだよ、と言われて信じてましたが

シャーロットを見て、その時の少女が彼女だと悟ります

まぁ、その「助けられた記憶」も、けっこう作為的に用意されたもんで

そういうところは、王族どろどろ物語

シャーロットの消えた記憶から、第二王子の関与が疑われますが

まあ、シャーロットもオズヴァルトも、賢い人たちなので

シャーロットの記憶が、第一王子の策略だと見抜きます

で、クレイドを退け

前の結婚も無効にして

オズヴァルトは、第一王子のとこへ

「シャーロットに仇なすことがなければ、良い臣下となる」って

兄様に喧嘩を売り、兄様も、二人が臣下でいるかぎり

祝福することを許そう、って

こうして、シャーロットとオズヴァルトは

幸せになるんですが

第一王子が、昔、戦場で片腕失う重症を負った時に

その腕を治したのがシャーロットらしい

聖女の力を持つ美少女を、第一王子は密かに恋してたらしいけど

そんな幼い恋は、施政者の第一後継候補となった今はもう

忘却の彼方でしたね

この作家さんは、他にもたくさんネット小説を発表していて

書籍化もたくさんあります。

これからも、おっかけていきたい作家さんでした(^^)

推し。

悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。2(とはいえ、溺愛は想定外なのですが)

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雨川 透子/小田 すずか 一迅社 2023年12月04日頃

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