本好きの下剋上(短編集)(3) 香月美夜 推し本。私の感想レビュー備忘録。最終巻から1年後、と作者が決めていた3巻目。

推し本。

本好きの下剋上は、本当に大好きなシリーズです。

本作は、未収録SSや、特典SSが収録され

描き下ろし、もたくさんあって、ファンには待望の1冊でした。

推し。

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~短編集3(3) [ 香月美夜 ]

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本好きの下剋上(短編集)(3) 目次

1,ベンノ視点、暴走娘の共通点

2,アティーリエ視点、側仕えの初仕事

3,レオノーレ視点、ブリュンヒルデの事情

という風に21編の短編集です

本好きの下剋上(短編集)(3) ネタバレ注意

本編は、ローゼマインの視点ですので

それ以外から見たお話、はとっても面白かった

貴族の結婚相手、として、ハルトムートが、ほんとに論外扱いだったこと

(ローゼマイン崇拝がうっとおしい)

踏み込みすぎた代償、として、

ハルトムートが、ローゼマインを貧民の子、として突き止めた結果

フェルディナンド様たちから殺されそうになる話、好き。

ダームエルは、契約魔術がなくても、みんなに信用される良い子です。

うふ

レティーツィアが、ローゼマインの助言で、フェルディナンド様に

取引を持ちかける話も好きです。がんばれ、レティーツィア!

諦めない存在、の話もよかった

ジルヴェスター視点で、フェルディナンド様からの遺言を

受けたのがローゼマイン、ってことが

ちょっと寂しいけど、諦めない彼女こそが

受けるにふさわしい、って思うとこまでの話

ふぬ

ハンネローレが、フェルディナンド様救出作戦に選ばれた経緯

こちらの話も、本編の補完になって、すばらしかった

アドルフィーネが、あのバカタレ王位継承者から、無事に離婚できてよかった

無能扱いされていたトラオクヴァールですが、エグランティーヌに譲位して

アウブになったら、彼の魔力はアウブとしては十分で

自分の力で領地を豊かにできる、という

初めての喜びに打ち震えてますね

これは、これで善き

ダームエルのとこへ、フェルディナンド様の、ローゼマインへの

婚約の誓いの言葉が、録音機で届けられます。

恋愛脳のなると、ものすごい口説き文句ですが

ダームエルの「男脳」では、そんなに悲鳴をあげるほどではない

という、男女の温度差が面白かった

解釈の違いを楽しむのは、貴族のたしなみ

うん、最高

最後は完全描き下ろしで、フランたちがアレキサンドリアの神殿に移動するまで

のお話です

フェルディナンド様もローゼマインも、ぶつくさいう青色神官たちを

威圧し、脅迫して、いろいろやってますね

って感じで読了。

次は、ハンネローレ版の2巻が25年に夏に出るようです。

とっても楽しみ(^^)

本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜短編集3(3)

posted with ヨメレバ

香月美夜 TOブックス 2024年12月10日頃

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