これは経費で落ちません!(12) 青木祐子 推し本。私の感想レビュー備忘録。さな子と太陽の結婚式タスク完了。

推し本。

NHKのドラマ化の出来が良かった。ドラマはずいぶん前に終わりましたが

文庫はサクサクと継続巻が出て、ついに12巻まできました。

さな子に惚れていた太陽の頑張りで、ついに二人は結婚を決意します

次は、結婚までのいろいろ(タスク)を完了させていく、ってとこが

さな子さんらしいです(^^)

これは経費で落ちません! 12 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫) [ 青木 祐子 ]

これは経費で落ちません!(12) 目次

1,わたしは適任ではありません!

2,これは曖昧にはできません!

3,すごいですよね、女の人って!

4,愛し、敬い、慈しむことを誓います!

エピローグ、頑張る真夕ちゃん

これは経費で落ちません!(12) ネタバレ注意

経理部のさな子さんは、結婚するつもりはなかったんですが

営業の太陽君が、ほんとにいい奴で

一緒にいるとうれしいので、彼からのプロポーズに

つい「はい」と答えてしまいました。

現在、太陽は大阪の営業所に派遣されているので

結婚が決まった、ってことを上司に申し出て

次回の人事異動では、東京に戻してほしい、と願ってます。

さな子は、太陽のいる大阪についていくのも考えてたんですが

東京本社の経理部全体が、さな子さんがいないと困る!ということで

異動はできそうにないです

さて、結婚が決まった相手なので

太陽が東京に来るときは、さな子の部屋に泊まります。

他人を入れるのは拒絶するタイプのさな子ですが、太陽は別で

そういうとこが、結婚を諾した理由だな~、と自分でも思うさなこです。

で、結婚で苗字はどうすべきか

太陽は、さな子が自分の姓になると思い込んでましたが

さな子に異議申し立てされて、じゃんけんで決めます

ここで、じゃんけんに同意するとこが、太陽のいいとこで

で、じゃんけん負けまして、太陽はさな子の苗字に

一人息子が妻の苗字(森若)になる、ってのに

太陽の両親も、二人が決めたなら、と文句を言わず

そういうとこが、本当にありがたい、と思うさな子です。

で、本籍地、新居、子供はどうする、経済の分担は

というのを、いちいちすり合わせていく二人

太陽なら、なぁなぁになるとこですが

さな子はきっちりタスクとして書き出すからね。

でもこの方が、あとあと揉めなくていいかも

結果、苗字は森若、世帯主は太陽、本籍地は太陽の実家となりました。

さな子は継続勤務の予定だし、会社には、子持ちで早帰りする女子社員もいる

子供が病気になると、シフトはそっち優先になるけど、だれもやめてほしい、とは言わない

自分が子持ちになった時に、フォローしてもらうんだ、って。順番だね

いい時代だ

そしてさな子は、子供ができたら実家の母がヘルプしてくれるか、さりげなくチェック

母は、子育てヘルプするよ、って言ってくれたので、さな子はパート代だすよ、って

うん、親を当てにするなら、お金は払わないとね

さて、結婚式

はじめはしないはずが、太陽を育ててくれた90歳のばあさまが、横浜なら出られるってことで

付き添いの身内をいれて出席となると、さな子の方も伯母夫婦が出たいということとなり

最終的にはこじんまりではあるけど、結婚式場での結婚となりました

一度で済むのって、けっこうそっちの方がいいのよね

葬式と同じ

さな子が好きだったくせに、年増だとか、いろいろ悪口いっていた鎌本が

さな子の結婚に大ショックで、いろいろやらかしそうなので

周りが鎌本包囲網をつくって、さな子たちの結婚式を守ります

ほほ、ここらは、ちょっと面白かった

是非、本編を購入して読んでね

で、結婚式。さな子がきれいだ、って太陽はうれしそうだし

誓いのキスの時には、さな子は涙が止まらなかった

いい結婚式だ

エピローグは、毎回、さな子の同僚の真夕ちゃんのお話

仕事のできる子ではなかったけど

さな子に教えられ、素直で頑張り屋だから、だんだん仕事を任せられるようになってます。

今回は、さな子と太陽が結婚式したあとのお話

鎌本が相変わらず30代女性をバカにするので、がつんと言われてます

ほほ、すっきり

で、さなこからの葉書は、新婚ネタではなく、外注書に対する注意事項が一言

善いですね~

これは経費で落ちません! 12 〜経理部の森若さん〜

posted with ヨメレバ

青木 祐子/uki 集英社 2024年10月17日頃

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