推し本。
ネット小説の書籍化で、アニメ化も漫画化もされてて、ネットはすでに完結の
大好きなシリーズです。
そのシリーズが、ヴェンデリンの妻たちとの昔のお話、を出していて
本作は二作目。
今回は、カタリーナ、カチヤ、アマーリエを視点の三部作です。
八男って、それはないでしょう! みそっかす 2 (MFブックス) [ Y.A ]
八男って、それはないでしょう!みそっかす | 推し本探ブロ このシリーズ既刊の、感想レビュー備忘録。
八男って、それはないでしょう! | 推し本探ブロ このシリーズ、メインも含めての既刊の、感想レビュー備忘録。
推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ 推しのネット小説既刊の、感想レビュー備忘録。
☆
八男ってそれはないでしょう!みそっかす(2) 目次
1,カタリーナという名の少女
2,衝撃の出会い
3,最後の一週間
☆
八男ってそれはないでしょう!みそっかす(2) ネタバレ注意
第二期シリーズのスピンオフ
ヴェルの妻たちの子供時代が書かれてます。
1話は、カタリーナのお話
悪辣な貴族にロックオンされて
宿場として栄えていた実家を乗っ取られてしまったカタリーナ
両親も病死したけど、領地の人たちは、カタリーナをとっても大事にしてくれます。
カタリーナは、女の子なのでお家再興は一人ではできないけど
魔法が使えたので、魔法使いとして名を上げたいと願ってる
ちょうど、ヴェルが、船を襲ったアンデット龍を魔法で撃退して
叙勲された、ってこともあり
自分も、魔法使いになって叙勲されたい、ってね
まぁ、その前に、いろいろ嫌がらせがあったので
ふるさとから離れた地の魔法学校に入る、とか
彼女を狙ったぼけが、魔法使いのカタリーナに全然かなわないから
夜中に押し倒して既成事実をつくる、ってのもできなかった話や
仲間が欲しかったのに、強すぎたのと
カタリーナを敵視する貴族のせいで、ぜんぜん仲間ができなかったり
あの縦ロールの髪型が、亡くなった母上が貴族夫人として大事にしていたもので
今はもう、社交界的には時代遅れだったりしてるけど
律儀に守ってる、とかね。
いろいろわかって、面白かった
☆
2話は、ヴェルがパルケニア草原の巨大龍を
導師や先輩の三人でぶち殺している時
トップが狩られると、魔物が大量に暴れるので
その魔物たちを狩るために、貴族たちが、王家への義務として駆り出されるのね。
で、そこに冒険者たちも集められて、カチヤと、カチヤに教えてくれる先輩のリサの二人が
魔法使いとして参加していた話。
ブリザードのリサは、女性だってだけでバカにされて、搾取されることが多い
女性冒険者の味方になってました。かっこよ
リサをかっているのは、ソビン伯爵家で、ここの党首は
リサがハデなメイクをしていても、気にしないで、彼女の本質を見てます。
カチヤも、そんな伯爵には素直に従えるけど、そうじゃない貴族や、その配下がいて
バチバチですね
そんなこんなの中で、カチヤが魔法を、身体へ回すことを覚えていきます
最終的には、ソビン伯爵は頑張ったんですが、その配下で、貴族に義務を放り出して
戦場放棄した貴族がいて、ちょっとモメました。
ソビン伯爵は、その後亡くなって、今は弟が継いでるんですが
彼はリサとかを使わなかったので、リサがヴェルの側室となった今
関係はなくて、大損でしたね
貴族って、人脈が大事だからね
☆
最後は、ヴェルが冒険者学校に行くために家をでる、一週間前のお話。
送り出し会をするたねに、自分の宴会のために、狩りにいくヴェルです。
が、ヴェルは気にしません。ヴェルの監視役?に妻のアマーリエをつけるクルト兄。
でも、ヴェルとアマーリエは仲良しだし
宴会用に肉とかは、あっと言う間に用意できるヴェルです。
ついでに、山菜を湯がいて干して、保存するやり方とか
甘い蔓の液を煮詰めて、甘味を用意する方法とか
魚の塩漬けでは、塩が大量に必要だけど
濃い塩水につけたあとに干すなら大丈夫、とか
あとは、エビをつかっての調味料とか
グルメのヴェルがいろいろ教えてくれて、アマーリエは
狩りというデートをしながら、知恵を分けてもらいます
ヴェルとアマーリエの関係は、メインの小説でもよく書かれていて
私も好きなカプなので、この短編はとっても楽しめました
ってことで読了です
☆
posted with ヨメレバ
Y.A/藤ちょこ KADOKAWA 2024年01月25日頃
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。