八男って、それはないでしょう!みそっかす(2) Y.A 推し本。私の感想レビュー備忘録。カタリーナ、カチや、アマーリエ編。

推し本。

ネット小説の書籍化で、アニメ化も漫画化もされてて、ネットはすでに完結の

大好きなシリーズです。

そのシリーズが、ヴェンデリンの妻たちとの昔のお話、を出していて

本作は二作目。

今回は、カタリーナ、カチヤ、アマーリエを視点の三部作です。

八男って、それはないでしょう! みそっかす 2 (MFブックス) [ Y.A ]

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八男ってそれはないでしょう!みそっかす(2) 目次

1,カタリーナという名の少女

2,衝撃の出会い

3,最後の一週間

八男ってそれはないでしょう!みそっかす(2) ネタバレ注意

第二期シリーズのスピンオフ

ヴェルの妻たちの子供時代が書かれてます。

1話は、カタリーナのお話

悪辣な貴族にロックオンされて

宿場として栄えていた実家を乗っ取られてしまったカタリーナ

両親も病死したけど、領地の人たちは、カタリーナをとっても大事にしてくれます。

カタリーナは、女の子なのでお家再興は一人ではできないけど

魔法が使えたので、魔法使いとして名を上げたいと願ってる

ちょうど、ヴェルが、船を襲ったアンデット龍を魔法で撃退して

叙勲された、ってこともあり

自分も、魔法使いになって叙勲されたい、ってね

まぁ、その前に、いろいろ嫌がらせがあったので

ふるさとから離れた地の魔法学校に入る、とか

彼女を狙ったぼけが、魔法使いのカタリーナに全然かなわないから

夜中に押し倒して既成事実をつくる、ってのもできなかった話や

仲間が欲しかったのに、強すぎたのと

カタリーナを敵視する貴族のせいで、ぜんぜん仲間ができなかったり

あの縦ロールの髪型が、亡くなった母上が貴族夫人として大事にしていたもので

今はもう、社交界的には時代遅れだったりしてるけど

律儀に守ってる、とかね。

いろいろわかって、面白かった

2話は、ヴェルがパルケニア草原の巨大龍を

導師や先輩の三人でぶち殺している時

トップが狩られると、魔物が大量に暴れるので

その魔物たちを狩るために、貴族たちが、王家への義務として駆り出されるのね。

で、そこに冒険者たちも集められて、カチヤと、カチヤに教えてくれる先輩のリサの二人が

魔法使いとして参加していた話。

ブリザードのリサは、女性だってだけでバカにされて、搾取されることが多い

女性冒険者の味方になってました。かっこよ

リサをかっているのは、ソビン伯爵家で、ここの党首は

リサがハデなメイクをしていても、気にしないで、彼女の本質を見てます。

カチヤも、そんな伯爵には素直に従えるけど、そうじゃない貴族や、その配下がいて

バチバチですね

そんなこんなの中で、カチヤが魔法を、身体へ回すことを覚えていきます

最終的には、ソビン伯爵は頑張ったんですが、その配下で、貴族に義務を放り出して

戦場放棄した貴族がいて、ちょっとモメました。

ソビン伯爵は、その後亡くなって、今は弟が継いでるんですが

彼はリサとかを使わなかったので、リサがヴェルの側室となった今

関係はなくて、大損でしたね

貴族って、人脈が大事だからね

最後は、ヴェルが冒険者学校に行くために家をでる、一週間前のお話。

送り出し会をするたねに、自分の宴会のために、狩りにいくヴェルです。

が、ヴェルは気にしません。ヴェルの監視役?に妻のアマーリエをつけるクルト兄。

でも、ヴェルとアマーリエは仲良しだし

宴会用に肉とかは、あっと言う間に用意できるヴェルです。

ついでに、山菜を湯がいて干して、保存するやり方とか

甘い蔓の液を煮詰めて、甘味を用意する方法とか

魚の塩漬けでは、塩が大量に必要だけど

濃い塩水につけたあとに干すなら大丈夫、とか

あとは、エビをつかっての調味料とか

グルメのヴェルがいろいろ教えてくれて、アマーリエは

狩りというデートをしながら、知恵を分けてもらいます

ヴェルとアマーリエの関係は、メインの小説でもよく書かれていて

私も好きなカプなので、この短編はとっても楽しめました

ってことで読了です

八男って、それはないでしょう! みそっかす 2

posted with ヨメレバ

Y.A/藤ちょこ KADOKAWA 2024年01月25日頃

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