推し本。
作家買い。う~ん、やっぱり池井戸潤作品にハズレはない!
面白かった。
上巻は、箱根駅伝を走る前の話で
下巻が、駅伝を走っていく学生たちの話。
下巻とかは、読みながら泣いちゃった・・。
池井戸潤 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 池井戸潤の他作品
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俺たちの箱根駅伝(上) 目次
1部、決戦前夜
1,予選会
2,社内政治
3,アンカー
4,学生連合チーム始動
5,箱根につづく道
6,それぞれの組織論
7,チーム断層
8,本選前夜
9,つばぜりあい
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俺たちの箱根駅伝(上) ネタバレ注意
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最初は、明誠学院大学の青葉隼人視点、で始まります
今年こそは、箱根駅伝に参加したいのに
予選会で10位までしか出られず
その中に入れなかった
隼人はキャプテンだったし、隼人の失速ってのもあった
皆に合わせる顔がない、という時に
信じてついてきた大学の監督の諸矢が辞任して
後任に、陸上から離れていた甲斐が指名されます。
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大企業で仕事もできて出世もそこそこに見える甲斐が
大学駅伝の監督を本気でやるのか、っていう不満と
甲斐が、学生連合チームの監督になる、って話と
このチームの数字は記録として残らないのに
3位以上をめざす、ってぶち上げたことで
連合チームの中も不協和音となります
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最初に、連合チームの北野というコーチが
抗議辞任で離れ
その際に、自分の大学の生徒である松木に、お前も出るな、と牽制します。
それぞれの想いはあるけど
箱根駅伝を楽しみにしてくれる家族
大学に進学するという応援をしてくれる家族
仲間たち、それぞれを巻き込んで
最終的には、誰も欠けることなく
チームは発足します
でも、走れるのは10人だけ
チームの中でも、タイムが競われるですが
甲斐コーチは、数字だけではなく
選手の内面まで踏み込んで、アドバイスとかもしてきます
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一方、箱根駅伝を放送するテレビ局の方も
生に慣れたアナウンサーが、がんの治療で降板となり
そこへ、バラエティー出身の芸人がアナウンサーにっていうゴリ押しがあり
スポンサーを抱き込んでの、ごり押し排除はしますが
その後も、アナウンサーが決まらない中に
アナウンサーたちの総意として、辛島というアナウンサーが
看板をしょうことになります
ここらの、政治的な色々も、それなりに面白かった
駅伝は、選手だけではなく、それを支える家族、スタッフ
さらに、生徒たちへのリスペクトを持つ報道が揃ってこそ
なんですね。
それが、上巻でよくわかりました
うん、是非購入して読んでください
面白くて、一気読みですよ!
これ、ドラマ化するのかな~
楽しみだな~
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posted with ヨメレバ
池井戸 潤 文藝春秋 2024年04月24日
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