朱華姫の御召人(下) 白川紺子 推し本。私の感想レビュー備忘録。3年間はこのままで、その後はハピエン?

推し本。

作家買いした作品の上下巻。本作で完結

もとはコバルト文庫で出てます。「後宮の烏」でヒットした作家さんなので

このたびめでたく「集英社文庫」で再販。

ありがたかったですよ。

コバルト文庫だったら、多分読んでない。

読後感のとってもよい作品でしたので、推し。

朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女 (集英社文庫(日本)) [ 白川 紺子 ]

白川紺子 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

朱華姫の御召人(下) 目次

1,嵐の予兆

2,花園の秘めごと

3,禍

4,亡国の皇女

5,誓約

6,花咲ける巫女

朱華姫の御召人(下) ネタバレ注意

神様の本当の巫女だと周知されたのに

そんな蛍のとこへ、犬の死骸がおかれたりします。

食事に人の指が入っていたので、蛍はトラウマで絶食に

さて、16年前の紛争は、帝に皇太子ができないので

先帝が口出しした親子喧嘩が発端だったらしい

蛍にしてみれば、何人も男子がいたのに?と不思議ですが

皇太子は、特別な印があるらしいのね~。

で、ここで読んでる方は、蛍が帝の落しだねで

その体に皇太子としてのあざがあるうえに

神器の笛で神様に愛でられる朱華姫だ、ってわかります。

蛍の設定が盛りだくさん。

第一王子の母である后は

亡国の皇女だった人で、その人が、自分の国を滅ぼした者たちを滅したいと

闇の神様と結託しちゃったのね

付け入られた、ってことなんだけどね

第一王子の萩も、すでに母がヤバイとは気づいているけど放置で

それを、のちに後悔することになります。

甘やかしたい、頼って欲しい柊と

自分で立つ強さが欲しい蛍の間で、ちょっと仲たがいして離れていたら

神様に蛍が連れ去られそうになりまして、柊、神様への怒りが満ちます

そんな時、第一王子の名前で柊が呼び出され

それは嘘で、后の陰謀だったんですが、まぁ、それはなんとか収まり

第一王子は、弟を謀殺しようとした女の息子、ってことで皇太子の地位を追われ

蛍は先代のあざを持つ正式な皇太子、となりますが

穢れのカクヤと、守り神のユギさまと

朝と夜に別れて祀られるなら、祟りをやめる、ってカクヤが約束してくれたので

朱華姫として、二つの神を守護する乙女となりました。

で、3年は巫女なんですが

その後は、なんと皇太子になるようです

で、皇太子になったらムコを決めねばならず

婿候補は、柊と萩だって

ほ~、イケメン兄弟のうちどっちかか。

今は柊がとってもリードしてますけどね

って感じで読了。うん、面白かった!

朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女

posted with ヨメレバ

白川 紺子 集英社 2022年10月20日

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