推し本。
春高出場をめざす高校バレーの学生たちのお話です。
キャラ立てがマンガのようにくっきりしてるので
サクッと読めました。
高校で部活をしてたら、きっと誰もが感じていた色々が
書かれていて、とっても良かった。
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八秒で跳べ 目次
序
1,前夜
2,炭酸
3,深海
4,八秒
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八秒で跳べ ネタバレ注意
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春高バレー予選の数日前
明鹿高校バレー部2年生の宮下景は
高校のフェンスを乗り越えようとしていた、隣のクラスの女子生徒
真島綾を目撃する
驚いて自転車を倒した時にいためた右足を隠したまま
翌日の練習試合に挑んだ景は
最終セットで足首靭帯を損傷
稲村東高校との準々決勝では
2年生でレギュラーだった景のかわしに
チームメイトで万年補欠だった北村が出場
チームは負ける
☆
で、景は、けっこうすんなりレギュラーになった子で
北村は補欠で
退部しようと思っていたのに、景の代わりに
練習試合も含めて、出場することになって
頑張り始める
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景は、ケガで休んでいる間に
なんで部活するのか、ってことを考えるようになる
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フェンスを乗り越えてきた綾は
高校一年生の時に、マンガの新人賞をとったらしく
将来を嘱望されながらも、2作目が書けずに落ちている
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景をライバル視する梅太郎は
景が、急速にやる気を失っているのにいらだって当たってくる
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稲村東の、知名度抜群の選手・和泉は
景のとこの遊晴と、中学時代はコンビを組んで強かった。
でも、遊晴は、全国レベルではちょこっと背が低いことから
県内一番のバレー部を持つ高校に招聘されなかったのを
けっこう傷にしてたりする
なんて、いろいろ高校生の事情がある中で
綾の作品に触れて、景が立ち直り
景が立ち直ると梅太郎が元気になる
男子3日会わざるば刮目して見よ、を地でいくような展開の中で
因縁の稲村東との、最後の連中試合1セット分
さぁ、どっちが勝つか
って感じで終わってます。
これ、漫画化すればいいのに
実写化でもいいかな
見たいな~
推し
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posted with ヨメレバ
坪田 侑也 文藝春秋 2024年02月10日頃
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