推し本。
テレビでの取材も受けている、アンティーク・ディラーさんの
書いた本です。
帝国ホテルにお店を構えている二代目で
先代も、時々お店にいらっしゃいます。
夫は、デパートのアンティークフェアでご縁ができて
私は、ホテルの方のお店からエンカウント。
良い品ばかりなので、目移りしちゃって・・。
老後だから断捨離したのに
また欲しい品が見つかってしまうという
宝箱のようなお店です。
アンティーク・ディーラー 世界の宝を扱う知られざるビジネス [ 石井陽青 ]
推しのビジネス本レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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1,過去と未来をつなぐ仕事
2,ものの見極め方
3,ヨーロッパアンティーク事情
4,アジア・アンティーク事情
5,中東・アフリカ・アンティーク事情
6,アメリカ。オセアニアアンティーク事情
7,アンティークの楽しみ方
終章、アンティークの未来
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アンティーク、は一般的に古いもの、ですが
アメリカの通商関税法で、100年以上前に創られたもの、と明記され
これで定まったそうな。
ほ~
2022年現在なら、エドワーディアン(20世紀初頭から第一次大戦前のイギリス)
となるそうな。
だから、アールデコ(1925年頃)は、今現在ではアンティークではないって
ほ~
私、アールデコの指輪買ったわ。
まだアンティークじゃなくて、ヴィンテージなのね
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現在生産が終わっている古いもので、価値のあるもの
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アンティークデイーラーになるためには
アンティークショップで働いてみるのがおすすめ
警察署に行って、古物商許可書を出してもらう
手数料と書類でOK
許可書を獲ったら、全国で展開されている
骨董祭りとかなどで出店。
この作家さんは、デパートの外商とかが多いみたい。
やっぱり、信用力って大事ですよね
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インドのディラーさんとの話、面白かった
同じだけお金を使うから、同じ階級だ、って考え方ね
ふむ
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ジュエリーに霊は宿るのか
この記事も面白かった
癒し系の指輪って、存在するらしい
ふむ
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アンティークの価値は
需要によります。
再生産ができない、ってことでも価値。
ブームでの上下はあっても、全体としては緩やかに上昇
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アンティークか、リプロダクション(現代もの)か
いわゆる復刻版ですね
これは、けっこうむずかしい。
ルーペと懐中電灯と、ホールマーク。
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カメオの見分け方が、かなり丁寧に書かれてますので
カメオが好きな人は、必須ではないかと。
我が家は、カメオはあまり好きではないのでスルー
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エドワーディアンジュエリー
この時代のは、美しい。
ヴィクトリア女王の次の世代ね
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銀の代わりにプラチナが使われるようになりました。
この時代のは、ほんとにおすすめ。
お高いんですけどね
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マイセンも、偽物が多いとか。
私は、マイセンの食器はガンガン使うタチなので
アンティークではなく、絶版のヴィンテージを持ってます。
いろいろ汎用食器の種類の多いメーカーなので
売却しても、あんまり高くはないと思いますけどね
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ガレとドームは
持たせてもらう、ってのが基本らしい
本物は、鉛の含有量が多いので、重たいそうな
これは、この本で知った。
この作家さんのお店で
ドームの花器を買ってます。うっとりするほど美しいですよ
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イギリスが、一番人(デイーラー)とお宝が集まるらしい。
ふむ
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フランスは蚤の市。
ここから、見つけるのは至難の技ではないかと
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オランダにはアンティークショップが多いけど
ヴィンテージが多いそうです。
そして、英国より高いことがあるとか。
行ってみたかったけど、やめておこう・・。
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チベット仏教のビーズとかも、人気らしい。
パキスタンとかアフガニスタンとかは、ちょっと治安が不安
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古代ローマやギリシャのコインには、興味がありますね。
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トルコとかのアンティークショップ。
こっちのほうが安い、と買う人が多いらしいけど
仕入れはイギリスとかで、実際はイギリスの方が安かったりする
ふむ
トルコのアンティークショップ、行ったな~
いい品だったけど、お高かった。
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アメリカ
世界の中心。高くても売れそうですね。
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ローズカットのダイヤモンドリング
素敵だな~
こういう厚みのあるダイヤは、削り直しされて
あまり残っていないそうです。
なんで削り直ししちゃうんだ
もったいない
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中国以外で、もっとも中国骨董があるのは日本、だそうです
日本にバブルの時とか、流れてきたんだろうな~
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これからは、イギリスで買うより
国内からの買い取りがメインになるだろう、って
日本が、た~くさんアンティークジュエリーを買ったのね
バブルだわね~
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金が高いから、って
買い取り業者に持って行かないでほしいな。
ちゃんと、アンティークショップで買い取ってもらった方がいい
潰されちゃうのは、本当にかわいそうだから・・。
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この本は、アンティークを救済する、って点でも
とってもお役立ちの本でした。
一読をおすすめ(^^)
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posted with ヨメレバ
石井陽青 朝日新聞出版 2013年08月07日頃
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