新・世界から戦争がなくならない本当の理由 池上彰 推し本。 私の感想レビュー備忘録。加筆した新書

推し本。

池上彰さんの新書を見つけて読んでみました。

まえに出た本を、ウクライナ戦争、イスラエルの紛争を機会に

加筆して書かれた、ってことですね。

新・世界から戦争がなくならない本当の理由 (祥伝社新書) [ 池上 彰 ]

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新・世界から戦争がなくならない本当の理由 目次

新章。世界で戦争が起こった理由

1,なぜ世界から戦争はなくならないのか

2,日本は本当に平和なのか?

3,アメリカは同じ過ちを繰り返す

4,東西冷戦

5,戦争のプロパガンダ

6,ヨーローッパに潜む「新冷戦」

7,終わることのない「中東」宗教対立

8,日本人が知らないアフリカ、アジアでの「代理戦争」

9,バックミラーに見える歴史から学ぶこと

新・世界から戦争がなくならない本当の理由 ネタバレ注意

ロシア・ウクライナ紛争

プーチンの歴史認識で始まった戦争

NATOがロシアを攻めてきた、って被害妄想から

前は、ウクライナ軍にロシアへの帰属意識が強くて、負けたけど

今回は違った。

アメリカはウクライナを勝たせるつもりはない

ロシアの力を弱めるのが主目的

イスラエルに肩入れすると、ウクライナには手が回らない。

中国が台湾を攻めたらどうなるか、をシュミレーションしてる

ロシアがウクライナを攻める今を見てね

インドと北朝鮮が戦争特需中です。

イスラエルが戦争をやめると、今のネタニヤフは退陣になるから

やめない

でも、イスラエルは短期じゃないと経済がもたない。せいぜい5カ月

第三次世界大戦は来るか?日本は第一世界大戦にも参加してた。

日英同盟があったからね

アメリカの空母

10隻で1チーム。空母2隻、20隻の軍団が

地中海からイスラエルを援助してる。だからイランは動けない

米国のアフガニスタンでの戦争は20年、長かった。

米国の諜報部は、中国が2027年までに台湾進攻する、って押さえてるらしい

尖閣諸島のニュースが出なくなった50年後に中国が押さえる

という遠大な計画が中国のやり方

日本のODAは必ず有償。無償だとモラルハザードが起きると経験から知っている

上川外相の知名度と評価が上昇してる。女性総理大臣候補

戦争が終わるのは、両国が疲弊した時

南北朝鮮戦争、日露戦争、とかがそれ

戦争に懲りて戦争を起こすロシア。

ベトナム戦争で傷ついて、しばらく戦争を避けた米国

攻められた時に強い国と、攻める時に強い国は違う

(守る時は必死だからね)

日本は、賠償金の代わりにODAだった

中国と韓国が反日なのは、ちゃんと独立してないから

独立記念日ができない

個人の腕に頼る日本、マニュアルの米国

投資したパイロットを回収する米国、放置の日本

アフガニスタンは穏やかな王国だったのに・・。

アメリカはソ連を懲らしめるためにアフガニスタンの反政府を支援して

ビンラディンを育てた。

アメリカが中東に手を出すたびに、イスラム過激派が育つ

CIAと大統領の「暗殺許可」

これ、こわいな

冷戦で、両大国のタガが外れ

物理学者と数学者が失業して、金融界に流れた

米国の取材は、戦闘が終わったあと

ラジオが売れたのは、NHKで日中戦争を放送してから。

新聞も、戦争記事で稼いで、購入者が増えた

ブレジネフ・ドクトリン

ソ連から少しでも離れようとすると軍隊で押しつぶすぞ、って方針のこと

こわ

冷戦終結後は

イデオロギーの対立から、宗教対立へ

中東紛争は、宗教よりエネルギーの利権

日本は「日本赤軍」がいて、国際テロ組織の輸出国と言われたこともあった

って感じで、読了

新・世界から戦争がなくならない本当の理由

posted with ヨメレバ

池上 彰 祥伝社 2024年03月06日頃

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