不可能な過去(警視庁追跡捜査係)(11) 堂場瞬一 推し本の感想レビュー備忘録。一事不再理の無実の男からの告白の手紙。

推し本。

堂場瞬一の、人気のシリーズです。

10巻を読んで、11巻へと継続して読みました。

とっても面白い。

頭脳派の西川と、脳キンの沖田ですが

過去のシリーズで、いろいろあったみたいで、それが読みたい!

これから読みたい本が沢山あるって幸せね(^^)

ネタバレ注意

不可能な過去 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫) [ 堂場 瞬一 ]

堂場瞬一 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1,告白の行方

2,逮捕

3,欲望

最高裁で無罪になった被告から

実は俺が殺しましたって、当時の担当刑事のとこに手紙が届きます。

どういうこと?と、沖田がその話を受けて動き出します。

今回は、西川が神奈川県警に、追跡捜査係を新設するために

アドバイザーとして参加してます。

二人の担当候補は

一人は子育て中だからゆっくり働たいママ刑事と

一人は、暴力団に打たれて生還したばかりの虚弱刑事でした。

神奈川県警で、西川の勘が動いたのは、

4年前の女子大生殺人事件でした。

カメラに写っている最後の一人(男性)がカクテキできなかったのね。

おっかけると、事件後に、一人だけ大学を中退して地元に帰った男がいました。

沖田の方は、無実だとされた男の罪の告白を追って

本人を探しますが、彼は病死してました。

残された住居にはパソコンもなく、告白文のパソコン文面は、どこで書かれたのか?

という二つの事件があって、沖田が女性に名刺を渡したら

彼女がひん死で電話をよこし、イリエ、という名前を残します。

そして、女子大生殺人事件で転居した元大学生は

東京で傷害事件を起こして、捕まります。

薬の売人とのいろいろが浮かび上がり

入江を仲介にして、いろんな流れがまとまって

最後は、告白の手紙は、イリエのでっちあげたものだと分かるわけです。

とっても面白いかった。

このシリーズは、二人の刑事のキャラが立っているので、読みやすい。

新しい部下とかも出てくるので、そっちの新キャラもおもしろい。

手練れの作家さんですね~。

推しです(^^)

不可能な過去 警視庁追跡捜査係posted with ヨメレバ堂場 瞬一 角川春樹事務所 2023年01月13日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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