橘玲作品は、刺さるタイトルが多いのですが
これは、すごいですね~
とっても面白かったです
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1、下級国民の誕生
2、モテと非モテの分断
3、世界を揺るがす、上級と下級の分断
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2019年の8月に出て、今でもベストセラーの棚に載ってますね
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働き方改革は、団塊の世代が現役を引退したから、できた改革
非正規と正規と、同じ仕事なら同じ時価対価ってことですね
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金融庁の報告したものが炎上したの
持ち家、年金が月20万円、金融資産が2000万円が平均、という
「平均」ってとこですって
高齢世帯は現在、金融資産をほとんど保有していない三割と
多額を持つ三割に分断されてるようです
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高学歴の女性ほど長く働きたい、とのぞみ
高卒、高校中退女子は、ガテン系の男子と早婚で専業主婦をのぞむ
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教育の本質は、格差拡大装置である、
教育すれば金持ち、教育しなち下級へと別れるからね
福沢諭吉の学問のすすめ、の頃から書いてあるからね
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若い女性のエロスは期間限定である
男の空約束に対抗するために、女性の噂、井戸端会議は存在した
ってのは、面白かったな
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男の性淘汰では、モテル者は権力者で
女の配分を考えると、戦闘力のある若い男にだけ共闘の遺伝子はあり
その後は友達はつくれないって
へ~
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ボノボって猿がいるけど
若い雌ほど、群れを離れたがる、っていう設計があるらしい
だから、人間も男性より女性の方が留学とかに飛び出す傾向があるんですって
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現在は一夫一婦制ですが
金持ち、権力のある男は、離婚結婚を繰り返すので
事実上では一夫多妻ですって
へ~
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エリートの同類婚は、現代社会ではリッチな階層の標準
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一夫一婦制度は持てない男に有利で
一夫多妻は、モテ男と女性に有利です
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第二次大戦後の西側は、中世の王侯貴族の生活を手にいれます
で、私の人生は私が自由に選択する、って
という風に世俗化した世界では
イスラムの教義、子供は親に従うとか、職業が決まっているとかは受け入れられず
嫌なら自分たちの国で、好きにやってくれっていうことを
リベラル(自分の人生は自分で選びたい人たち)が極右的に言い出すのね
ここらの理屈は、この本でよくわかりましたね
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リベラルの極致は自己責任です
平等な中では、当人のやる気と決定だけが今の自分をつくるからね
失業手当も、社会に貢献するものだけが受けられる、って
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グローバリズムを否定する人はいますが
数億が貧困から脱出できたことは否定すべきではない
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人種対立の時間は終わった
これからは、知識社会での知能での分断が始まる
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そして、賢い知識階級は
デモとかしてる人たちと距離を置きたくて引きこもり
自分たちの仲間とだけ付き合うようになる・・
これは、もう始まっている感じだな・・・
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ポピュリズムとは、下級国民の知識社会への抵抗運動
自分で責任をとれるなら、好きにしたらいい
とは、自己責任が破壊の衝動を抑えない時代ってことだな
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知識経済と評判経済がこれからを率いていく
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いや~、面白かったわ
一気に読んじゃった
一読をおすすめ(^^)
上級国民/下級国民posted with ヨメレバ橘 玲 小学館 2019年08月01日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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