三河雑兵心得(1) 足軽仁義 井原忠政 推し本の感想レビュー備忘録。 新聞書評が良かったので読んでみた。面白い。

おし本。初めての作家さんです。

時代小説です。

佐伯泰英・作品が

最近練り直しが多くてつまらないので

新作に手出ししてみました。

1巻、おもろしかったので、継続して読みます(^^)

ネタバレ注意

三河雑兵心得(1) 足軽仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]

三河雑兵心得(井原忠政) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

序章・粗暴なり茂兵衛

1章、旅立ち

2章、夏目治郎左衛門

3章、野場城の籠城戦

4章、野場、落城す

終章、邂逅

桶狭間の戦いから3年後

父を亡くした茂兵衛は、病弱な母を抱え

弟妹と必死に生きてますが

必死なもんで、ちょっととろい弟がいじめられるとやり返し

その報復がひどくて、村から鼻つまみ状態です。

美人の妹に言い寄っていた

イケメンを、ちょっくら殴りすぎて

イケメン君は翌日、冷え切った状態で布団の中にいました・・。

言い寄られて、いい仲だったらしい妹には恨まれ

このままでは村八分だってこともあり

茂兵衛は、茂兵衛がいなくなったらいじめの標的になる

弟の丑松と、村を出ます。

母親に惚れていた、村の有力者が紹介状を書いてくれたので

弟は寺男へ

茂兵衛は、夏目家の足軽へと。

この頃の三河は

桶狭間の戦いで今川の勢力が緩んだすきに

松平信康が、自分の領地を把握しようとしてた時ですが

一向宗という、侍たちに広がる宗教組織が

既得権を信康に奪われてて、反信康となって

三河の身内同士で戦争してます。

そんな時に、茂兵衛は夏目家の家来になって戦うわけです。

茂兵衛の上司の榊原は

すぐに手が出るけど、農民あがりで何も知らない茂兵衛に

槍の使い方とか教えてくれます。

商家の出で、口がまわり、情報を集めるのも上手な辰蔵は

なにかと茂兵衛と組むようになります。

そして、夏目家が籠城した野場の城での攻防戦となります。

結果、夏目家は降伏いたしまして

身内の喧嘩ですからね

落としどころもあって、三河衆はまとまります。

榊原は、末期の息で、夏目の殿様では将来は見えない

って茂兵衛にアドバイスくれて

茂兵衛は、可愛がってくれた上司の采配もあり

夏目家から、松平家の方へと、苗字もちの侍として

栄転するわけです。

超絶要約ですので

是非、本編を読んでください。

苗字持ちとなった茂兵衛に

実弟の丑松、同僚でありながら臣下となった辰蔵の二人が配下となり

なかなか、面白くなってきましたね!

次巻も読みます

三河雑兵心得(1) 足軽仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2020年02月13日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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