国王の受難 デルフィニア戦記外伝(4) 茅田砂胡 感想レビュー備忘録。善き!

大好きなシリーズの外伝がでました!

デルフィニア戦記公式ガイドブック、とかに収録されていたものを

書き増しまししてくださったものです。

5つの作品のうち、一つが完全描きおろし。

おもしろかった!

国王の受難 デルフィニア戦記外伝4 (C★NOVELS か1-78) [ 茅田 砂胡 ]

ポーラの戴冠式 デルフィニア戦記外伝3 (C★NOVELS) [ 茅田砂胡 ]

デルフィニア戦記外伝2 コーラル城の平穏な日々 (中公文庫) [ 茅田 砂胡 ]

デルフィニア戦記外伝 大鷲の誓い (中公文庫) [ 茅田砂胡 ]

王女誕生までの七日間

鷹は翔んでいく

国王の受難

男の修行

嵐のあと

リィは、外の世界からデルフィニアにおっこちてきた人で

そっちの世界では男子だったのに

デルフィニアにおっこちて来た時少女でした。

生まれた世界でも、異端ではありましたが

こっちではさらに目立つ存在ですが

ちょうど、庶子だからと、国王から引きずり降ろされて

放浪していたウォルと知り合い

彼を正規なる王に再度戻すのに協力

無事にウォルは王となりました。

この男を助けるために、こっちに堕ちてきたのか、と納得のリィですが

まで戻れる気配がなく

そんな中でウォルが、王女って地位を上げるから、ここにいて欲しいって

リィは、え~、って感じで、その反抗期?の七日間の話です。

いきなり知らない世界で生きていかねばならないウォルと

落っこちてきたリィは、理解しあえる、と女官長に言われて

サインすることを受けるリィなのでした。

鷹の話は、結婚式の衣装をつくる時の顛末。

結婚は受諾したけど、いろいろ腹がたつリィの衣装をつくるのが

とっても大変でしたね。

国王の受難は、王さまがリィと結婚したのちの話

リィが、中身は男性だと知っている、イヴンとバルロが

それぞれ、意中の女性を愛妾に差し出す話。

イヴンはペンタスという色町の最高峰の女性

バルロは、遠い血縁で未亡人になった若い美女。

リィが、どんな人かな?って興味を持ったので介入。

美女には、彼女を昔から慕っていた平民の大富豪がいて

相思相愛だったので、介入して結婚させてやり

ペンタスの婦人は、その力で、孤児とかの女子や子供たちを

立派に育てる場所を提供するってことで。

面白かった

男の修行は、女装男子であるシェラが

自由戦士のショーン、として行動すると

なりゆきで、タンガに狙われたデルフィニアの男爵を救出する顛末

シェラをつけていた、ヴァンツーとレティシアの影働きもかっこよかった。

堪能。

嵐の後は、ウォルが、嵐のあとにポーラの家に残されたときの話。

亡き両親との生活を思い出させるポーラとの日々に

ウォルが惹かれながらも、諦めようとするとこがかわいそうだしかっこいい。

その後、ポーラはウォルの奥さんになりますけどね

という感じのお話でした。

デルフィニア戦記は、老人ホームにまでもっていく予定のシリーズです。

終活兼ねての断捨離をしても、絶対に処分しません!

文庫化されてますが、親書の方が読みやすいので、こっちをキープしてます。

とってもおススメのシリーズです。

一冊読んだらやめられません!

熱烈おすすめの布教対象です!!

国王の受難posted with ヨメレバ茅田 砂胡 中央公論新社 2021年12月21日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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