推し本。
作家買いです。
エミン・ユルマズさんの本は、新刊がでると読んでます。
先読みの話が多いのですが、世界情勢の変化がすごいので、新刊のたびに未来が微妙に変わる
ただ、日本株がこれから数年は爆上がり、ってことは、毎回同じですけどね
なぜこれから30年日本株は爆上げし続けるのか? [ エミンユルマズ ]
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なぜ日本株はこれから30年爆上げし続けるのか? 目次
1,中国バブルの崩壊と日本株
2,日本株の可能性がこれから大きく花開く
3,トランプ圧勝とアメリカの現実
4,今、アメリカ経済に何が起こっているのか
5,2025年に伸びるセクターは何か?
6,アメリカ株のバブルと日本株の将来
7,2025年、株式Q&A
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なぜ日本株はこれから30年爆上げし続けるのか? ネタバレ注意
コロナバンデミックからの世界各国の壮絶なインフレ
インフレを抑えるための利上げ
インフレと高金利は一般人の生活を直撃
結果、与党は世界中で敗退してます。
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中国経済は、長期的な大成長が終わって
おそらく、システムが崩壊するかどうかの瀬戸際
中国の成長理由は二つ
1,共産国である強引な配分
2,世界の分業の中でのオーバーセンス(中国への集中)
最初に崩れたのは、アメリカと敵対して、2が崩壊
1の方は、経済発展からの共産国家としての集中のほころび
で、ダメ
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国の発展の流れは、ほぼ決まっている
1,農業と鉱山、資源を売るしかないステージ
2,1からの収入で製造業を発展させる(日本だと富岡製糸工場)
3,2が発展して、自国民が買うことができるようになる
(ソニーとかトヨタが自国消費できる)
中国は、まだ内需が成長してなかった
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中国バブルは、政府がかかわっているので
「生産性がないからやめよう」というストッパーがなかった
だから傷が深い
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中国の9割は持ち家で、貯蓄の7割は不動産で、雇用も厳しいから
防衛のために消費を切り詰めるしかない
バブル崩壊後は、内需を増やすしかないのに、それができない
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不動産バブルがおこると、投資への積極性が激減する
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日本が落ちると中国があがり
中国が落ちると日本があがる
シーソーみたいな存在
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世界株の6割がアメリカ株
GDPは6割アメリカ、ってことはないので
おかしい。バブル
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アメリカは日本の10年先
いまアメリカは、給与の差ではなく
資産の差が膨大になっている
資産価格が消費を支えてる
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金融緩和で資産インフレが始まり
たとえば不動産が買えなくなる
家族を持つのをあきらめる
すでにアメリカはそういう状態
日本も同じ
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中間層は製造業が多い
製造業が廃れていくので、中間層が減っている
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インフレとは、マネー供給量の問題
紙幣を刷りすぎるとおきる
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中国産への関税が増えていくので
国民は、安い中国産が買えなくなる
まさにインフレ
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現在、人間が削減されてるのに失業率が上がらないのは
政府が積極的に仕事を作っているから
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中国のバブル崩壊は決定事項
日本は、30年ぶりに反転となる
日本株に海外資本が入るのは
透明性が増したから
社外取締役、監査、1割割れへの勧告
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日本は、増配、自社株買い、への伸びしろがたくさんある
ので、それを見込んで外資が流れてきている
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M&Aに対抗するために、株価を上げて、会社のお金を減らす必要がある
ある日、外国のトップがきて、会社をリストラの嵐にして
他に売却して去るってのが、ありえる未来となっている
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市場の合理性で、政策がスクーリングされる
金利を上げる、っていうと相場が暴落して
それで、コメントの段階で撤回される
まさに、相場が政治を動かしてる
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150円までの円安は許容だが
極端な円安は国内消費を殺してしまう
今は、円安、というより、円の適性額を模索してる状態
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脱カーボンをアメリカが主導しようとしたら中国の取られた
ので、今は脱カーボンをつぶしてます
政治だな
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景気が良くて、30%の株高で、低失業率なのに
現役大統領が負けた
とても異例
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アメリカの格差は、金融格差
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新しい技術で先端企業は利益が上がるが
その利益で、投資や雇用が増えない、経済拡大のリードはとってくれない
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出身、グループによる出世ではなく
知恵のある人が勝つ、という時代になっていく
(有名大学は必要ない)
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アメリカの白人は、必ず少数になる
これは、数字的にはっきりしていて、ヒスパニックが増える
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現代は、どんな知恵が格差をつけるか、本当にわからない
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先端技術の発展で、人は減るから、政府が雇用拡大するしかない
需要不足を国家が産める
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アメリカは、エネルギーも、ハイテクも、世界最大の供給力を持つ
すごい
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SNSやAIの本当の目的は
収益ではなく、影響力
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世界中の投資家が、パウエルや植田総裁の演説を聞く
これだけテクノクラートが力を持つ時代は
過去になかった
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世界でアメリカだけが赤字を垂れ流してきた
基軸通貨だからね
普通、赤字国になって通貨価値が下がれば、贅沢はできない
でも、才能をかき集める力があった
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台湾が落ちたら、日本も落ちるので
アメリカの覇権国家としての力は崩壊する
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人民元経済圏で、ロシアが生き延びた
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ドル決済腱の範囲を
対ロシア制裁、対中国制裁で、アメリカが小さくして
結果、ゴールド決済になった
(ゴールド爆上がり)
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ここ10年、日本株の上がりとゴールドの上がりは同調してる
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アメリカは、金利とインフレが相関してない
需要は、人間が増えてなくても、生活水準を高めれば、増える
ふむ
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日本の株
倉庫、運輸の調子がいいのは、内需が動き出してる、って先読みに通じる
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45000円まではいっても、5万円はむり
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インフレで、早いうちに買ったほうがいい、という時代がきた
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半導体は中国が失速
外国人は5兆円くらいの売り越し
起業の自社株買いが、支えてる
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台湾は最先端のいろいろの塊
ここが抑えられると、米国の経済は死ぬので
絶対に死守すると思う
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日本の企業が、どんどん外資に買われる時代になった
企業家への恐怖感はハンパない
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2023年からの第二ステージ
企業の改善(増配、PBR1割割れの改善などなど)
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銀行が動き出していて、優秀な人材のために初任給をあげてる
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経済が上がるので、家賃が上がっていく
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失われた30年
ものの値段が上がらなかったのではなく、可処分所得が減った
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日本の地政学的有利
対中国への防波堤
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仮想通貨が、北朝鮮にもってかれた
株でいいじゃん
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預金のかわりに株を買う、という時代
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投資のポイントは生き残ること
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今の時代、金利観が、ぜんぜん相場に反映されない時代になった
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なんて感じで読了
面白かったな~
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posted with ヨメレバ
エミンユルマズ/武者陵司 かや書房 2025年03月28日頃
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