ティアムーン帝国物語(17) 餅月望 推し本。私の感想レビュー備忘録。 ガヌドス湾岸国決着

推し本。

ネット小説の書籍化。すごい人気だな~。ネットの方も継続中

アニメ化もよかったし、まだまだ順調に書籍化されそうです。

ネット小説って、けっこう数が出てるので、書籍の売り上げが落ちると

ネット書籍、って感じになりがち

本で出るのは、本当に人気作だけで、それも打ち切りが多いから

これだけ続くのは、外れなし、ですね

ティアムーン帝国物語17~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ [ 餅月望 ]

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ティアムーン帝国物語(17) 目次

第7部、輝け!黄金の海月灯台Ⅲ

プロローグ~47話まで

がっつり1冊で完結

書下ろしは5短編

ティアムーン帝国物語(17) ネタバレ注意

ギロチン台で死んだミーアですが、死に戻りで2回目の人生です。

一回目の失敗をとっても反省して、ギロチンフログをへし折りまくり

それは無事にクリアしたんですが

今度は孫娘と称するミーアベルが、ミーアのとこに来ます

なんと、孫娘の代で帝国はやっぱり崩壊するらしい

孫娘の時代まで含めて、崩壊しないようにフラグ折りまくるミーア

こっちの世界で、矢で死んだミーアベルは

未来で、もう一度過去に行くと知らされて

一部の未来情報を漏洩していい、って許されて過去に再び

さらに、今度はミーアのおばあさまらしいパティまでミーアのとこへ

ミーアの血族で、女の子は、タイムリープの能力があるのかも・・。

能力の不思議はいまだ解き明かされませんが

ミーアはミーアベルに、アベルと結婚する、って教えられ

まぁ、この二人はお互いの思いや王族の力関係などで

納得しちゃいますね

四大公爵家は、ミーアのもとで結束し

ルードヴィッヒは、ディオンと両輪となることを誓い

現在は、パティが弟の延命のための薬を探してます

混沌の蛇という、帝国成立の時代から

混沌することを使命とする悪組織が現在も活動中

特に今回は、湾岸国で王を操り、いろいろやらかしているので

ミーアは、帝国の属国とかにしないで

同盟国として存続してほしい、ってことで活動中。

16巻で、パティと湾岸国の王女が誘拐されたりしたとこで終了

17巻では、それぞれ分断された中での、ぎりぎりの行動が続きます。

湾岸国で被差別部族だったヴァイサリオン族への弾圧を解放したり

王様に愛されない、一人娘のオウラニア姫が

父王の真意を知ったり

父王が引き裂かれた恋人がヴァイサリオン族の娘で

彼女が王との間に産んだ息子が、父を憎んで暗殺しようとするんだけど

これが、混沌の蛇の、母子を刺客にするための計画だったり

まぁ、いろいろです。

未来軸では、湾岸国を帝国が吸収する、って未来もあったんですが

ミーアとしては、同盟国は歓迎だけど

どんどん帝国が大きくなるのは望ましくない

ってことで、湾岸国がヴァイサリオン族の内乱、そして王の暗殺という

革命で弱体化して、そこを帝国が吸収する、って流れは外したい。

ということで、王女も含めて、湾岸国へとテコ入れです

王女は、父王に愛されず、母上は母国に帰ってしまったし

とっても孤独で、間延びした会話で「おばか」を装ってましたが

実はそこそこ頭の良い子で

ミーア姫の弟子、を任じて「ミーア姫だったらどうするか」を考えて行動することで

けっこう理知的になってきてます

(ミーアの叡智は、周りの勘違い的思い込み美化ですが)

で、王様は王女に向かって、お前には関心がない

とか本気でいうバカですが

王女は、私はあなたを許します、って父をある意味切り捨て

昔の失恋(恋人と引き離された)で国を放置するなんて、真似できない、ってね

以降、ミーアと王女の二人の灯台像とかできちゃいますが

まぁ、それはご愛敬

被差別されていた一族への演説や

父王を暗殺すべく育てられた混沌の蛇の男や

それぞれに、けっこう感銘深いセリフをちりばめて

17巻は終了です

次巻の新章は、第八部

司教選挙とか、いろいろね

ティアムーン帝国物語17〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜

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餅月望 TOブックス 2025年01月15日頃

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