ほんとうの日本経済 坂本貴志 推し本。私の感想レビュー備忘録。今給料が上がらないのは、女性と老人が就業増やしてるから。人口減少からの給料上昇は近い。

推し本。

夫が買いまして、つまんなかった、ということでしたが

私が備忘録書くために再読したら、けっこうお役立ちだったな、って。

ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」 (講談社現代新書) [ 坂本 貴志 ]

推しのビジネス本レビュー | 推し本探ブロ 推しのビジネス本既刊の、感想レビュー備忘録。

ほんとうの日本経済 目次

1,人口減少経済、10の変化

2,機械化と自動化

3,人口減少経済、8つの未来予測

ほんとうの日本経済 ネタバレ注意

仕事のない人の受け皿だった「警備業界」

高い給与、福利厚生がないと、どんどん他に流れる時代となりました

人が減ったからね

人手不足の深刻化で、企業の行動変容が即される。

労働力の確保は、経営上で死活問題。結果、労働条件が改善される。

改善で利益は圧迫され、生産性を高めないとダメとなる。

情報が活発に動く今、田舎の生きがいより、高値の都会に人は流れる

外国は、移民受け入れで人口減少が抑圧されている

豊かになると、出生率は下がる。経済レジームは、確かに変化してる

ハイスキルワーカーと、エッセンシャルワーカーが不足する時代

非正規労働者から、賃金は上昇していく

給料はあがらない、と言われているが

給料は時給水準で考えるべきで、昔にくらべて「24時間働きますか」がなくなったら

当然、給料は減っていく。

つまり、労働時間は確実に減っている。

世の中が豊かになると、それほど働かなくても、生きていける、ということもある。

デジタル技術が進歩しているから、タスクは細切れになる。これが潮流となるだろう

近年の日本の労働市場は、参加者が急激に増えて

女性と老人。

女性の社会進出は世界の潮流だが、日本が抜きんでている

高齢者の高い就業率も、日本特有。

労働者がふえ、低年収者が増えているが、夫婦共稼ぎになって

日本の中間所得層は増えている

ほ~

老人と女性、という労働力のプールが枯渇したときに

給料はどんどん上がり始める

国内投資から海外投資へ

でも、ゴーグルとかに金を取られている

家賃も、近年低下が目立っている

特に地方。

学費も減っているのは、授業料が無料になった政策的なもの

鹿島建設のスマート生産ビジョン

作業の半分はロボットと

管理の半分は遠隔で

すべてのプロセスをデジタル化

これは、多くの業種でも取り入れられる

「陣屋コネクト」と言われる、小さな宿用のデジタル化

これは、とても興味深かった

ロボット薬局化が進む

これは、かかりつけ薬剤師、が決まることになるのか

ちょっと興味がある

1,人手不足はますます深刻化する

2,賃金はさらに上がる

3,労働参加は、限界まで拡大する

4,人件費の高騰が、企業利益を圧迫する

5,資本活用による、省人化

6,生産性が低い企業の退出と、合従連衡

7,緩やかなインフレ

8,優先順位の低いサービスの消失

って感じで読了

今現在、少子化を迎えてのこれからの日本経済について

数字を出して書いてある本でした

省人化が進むと、医療、介護が最大の産業になる可能性がある、とか

書類仕事は、基本、すべてデジタル化することが省人化のてっとりバヤイ方法、とか

専業主婦がいなくなり、老人の就業率が上がることで

人件費は踏みとどまったが

そういう人材プールがなくなった時に

人件費が上がり始め、インフレが始まる

メモとって読むと、分かりやすくて面白かったです

ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」

posted with ヨメレバ

坂本 貴志 講談社 2024年10月17日頃

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