推し本。
推し作家です。
読んでて面白い。そして、けっこう予想的中。
エブリシング・バブル 終わりと始まり 地政学とマネーの未来2024-2025 [ エミン・ユルマズ ]
エミン・ユルマズ | 推し本探ブロ (veteranmama.com) エミン・ユルマズ作品既刊の、感想レビュー備忘録。
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エブリシング・バブル 終わりと始まり 目次
プロローグ・世界経済の未来を「ストーリー」で読む
1.2つの大国が抱える苦悩
2,世界の地政学リスクを読み解く
3,新冷戦の中で日本が生き残るための活路を考える
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エブリシング・バブル 終わりと始まり ネタバレ注意
これから黄金期を迎える日本の鍵は、人口減少。
これまでの米国市場は、いわゆるビックテック銘柄に投資資金が集中してきただけ
全体が盛り上がったわけではない。
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これからは人口が減ってる日本は、増加国より自動化によるダメージが少ない
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インフレトレンドは、避けがたい。変化は痛みをともなう
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デフレとは、お金の価値が上がることだから、現金保有という日本人の経済行動は
合理的で正しかった。
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日経平均30万円の時代がくる、と作者は言ってます。
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今の中国に、市場経済、資本主義経済的なものは、ほとんど確認できない。
共産主義、独裁国家に戻ったと思った方がいい。
中国地方の疲弊に、主席から「負債を小出しに支える」ということで支配を強める。
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アメリカのリーマンショックは、流動性が喪失したことから起きた(誰も買わなかった)
でも中国は、今だ動いている。どうコントロールしてるかわからないが
流れている限り、経済はまわり、長い時間をかけて、不良債権処理をしていくだろう。
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中国バブルが崩壊したら。
中国が発展したから、原油とか鉄とか、必要だから値段が上がり
それが米ドル高につながっていた(購入に米ドルが必要だから)
中国の経済が停滞すると、上記が不況になる
必要がないから値段が下がり、デフレになりそうだけど
中国がサプライチェーンから外されていくので
割安な品が入らなくなって、その方面からインフレになっちゃう
うん、わかりやすい本です
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中国が不況になり、人民元が下がる。世界の危機でも、ドルが売れて、人民元が下がる
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アメリカバブルが崩壊すると、オルカンとか、米国の割合が多いモノもヤバイ
アメリカは、コロナで補助金をたっぷり渡してきたので、働かなくてもダイジョブな人が多かった
が、それも食いつぶしたので、働きたい人が増えて、失業率が増えてくる
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インフレは、つくるのは簡単だけど、コントロールは難しい
一度インフレに加速がつくと、人の手では止められない
米国では、すでに不動産バブル崩壊がきざしている
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米中新冷戦が始まっている
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南シナ海は中国の生命線。ここが火だねになる可能性が大きい
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米国と中東3か国の根深い因縁。
ちょっと前までは、ソ連を封じこめる、という共通認識で共闘してたのにね。
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民主主義、をかかげているイスラエルに、アメリカは援助を注いだ
でも、今はね・・。
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イスラエルにはイスラムの民がいて、ここは民主主義で権利が保障されているから
生きやすかったりするそうな。ほ~
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日本の中東原油への依存度は94%
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フィリピン。昔は米国の軍事基地があったけど、その後なくなり
今、中国の軍事的野心で、とっても不安定になった
で、アメリカがすり寄ってきて、フィリピンにはとっても有利
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ベトナムも、アメリカとのデカップリングで有利となる
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メキシコは、経済が回り始め、経済が豊かになると裏組織が弱体化する。
ほ~
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旧ソ連は、最後の勝負に勝つ国。ウクライナとの戦いはどうなるか。
子供が減っていて、大勢の兵士を送ることもできないけどね
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ロシアの飛行機がよくトラブっている。部品がなくてメンテができないから
そして中国が、今、ロシアに取られた土地を取り戻そうとしてる
そしてロシアが弱体化すると、中国が出てきて、それは世界的にヤバイ
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インドは、民主主義ではなく、ヒンドゥー教主義を強めているので
西側に入ることはないでしょう
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日本が抱える、地政学的リスク
近隣が戦場になると、ものが入らなくなって、超インフレがくる
時代が政治家をつくる
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納税者の権利を守る政党が日本にはない
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日本は、まだまだ学業にお金がかかる
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インフレは、資産を持ってる人に得になる世界
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米国国債、不動産、ゴールド
日本では、借金が膨大になると、それを踏み倒す政策をつくる
うん、これはちゃんと押さえておかないと
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日本の輸出依存度は15%
韓国、ドイツは40%程度
日本はすでに、内需の国
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農耕民族に日本人に投資は無理、というのは嘘
過去には、相場で成功する人も多かった
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って感じで、読了。
お役立ちの記事が沢山あって、備忘録メモも膨大で
ブログに書くのが大変でした(^^)
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posted with ヨメレバ
エミン・ユルマズ プレジデント社 2024年06月17日頃
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