推し本。
待ちかねていた2巻です。
ネットで連載もしてましたが、書籍化の方がいろいろ書き足しがあってうれしい。
作者さんが体調不良の期間があって、とても心配。
本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生2 [ 香月美夜 ]
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本好きの下剋上(ハンネローレの貴族院5年生)(2) 目次
プロローグ
側近たちの説得~休憩中のお話
エピローグ
失言と事情徴収
ツェント1年目の試練
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本好きの下剋上(ハンネローレの貴族院5年生)(2) ネタバレ注意
プロローグがケントリップス視点で
エピローグがオルトヴィーン視点
書下ろしが、シャルロッテ視点と
エグランティーヌ視点でした。
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ハンネローレに時の女神が降臨しちゃって
その降臨の理由が、ロゼマを呼ぶためで
でも、人の体に神を降ろすのは負担で10日昏睡でしたね
その間に、元王族でツェント候補だったジギスヴァルトが暗躍して
女神の化身、は私の妻にふさわしい、ってごり押しして断られ
搦め手から、ってことで
他領をあやつって、嫁とりディッターをそそのかします
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いつもは、ロゼマ視点で
彼女は転生者なんで、私たちにわかりやすいんですけど
本シリーズはハンネローレ視点で
純血のこの世界の貴族で、特異なダンケルフォルガーの領主一族で
言葉の裏が読めなければ貴族のトップとしてやっていけず
そういう意味では、エーレンフェストのヴィルフリートは
本当に領主失格だ、ってことがよくわかる本作です。
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神様の世界がとっても身近になっちゃったハンネローレ。
ツェントと、神様のことであわあわしてる間に
ジギスヴォルトの暗躍はすすみ
ダンケルフォルガーから嫁には出ない
婚姻の相手は国内で選ぶ、ってとこまでは絞ったけど
どっちにするか、ってのにまだうろうろしてます
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ネットで先読みしてると
ケントリップスを選ぶってわかるんですが
あっという間に展開する理由は
フェルディナンド様の復活でした
スピンオフで、ハンネローレが主役のはずなのに
フェルディナンドさまが登場したとたんに
主役は彼で
ロゼマも神の世界から現世に戻ってくるんですけど
こちらも、神世界が日常になった感じで、すごい
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2巻丸っと
嫁取りディッター騒ぎの顛末で
ラオフェレーグの恋心は甘いし
オルトヴィーンが、本当に前からハンネローレが好きだったんだな~と
コイバナ満載という点では
本好きの中では特異かもしれません
おもしろかったわ(^^)
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posted with ヨメレバ
香月美夜 TOブックス 2025年08月10日頃
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