あなたに愛や恋は求めません(2) 灰銀猫 推し本。私の感想レビュー備忘録。波乱の結婚式。

推し本。

ネット小説の書籍化です。ネット小説の方は、さくさく読み終えてまして

二人の子供が二人目生まれるとこで、現在休止中

このまま完結かな?

書籍化は、最後までしてほしいです。

あなたに愛や恋は求めません(2) (レジーナブックス) [ 灰銀猫 ]

あなたに愛や恋は求めません(2) ネタバレ注意

伯爵令嬢のイルーゼは、父が偏愛する姉のフィリーネに

いつも貧乏くじひかされてましたが

貴族の結婚である、家同志の契約であれば

姉のフィリーネと乳くりあっている、自分の婚約者ハリマンの相手は

姉でいいじゃないか、と言い出しますが

姉は、ハリマンより財力のあるゾルガー侯爵家の後継であるフレディとの婚約の方がうれしい

が、フレディが問題を起こしたのを契機に

ハリマン×フィリーネの婚約が成立

イルーゼは、フレディの叔父であり、ゾルガー侯爵家の現当主であるヴォルフに

自分を選んでくれ、と自ら申し出ます

ゾルガー侯爵家は、暗殺の危険があるハードの家なので

気弱なフレディでは後継は無理だし

性根の座ったイルーゼの子なら、後継にふさわしいってことで

ヴォルフはイルーゼとの婚約を公にします

フレディとヴォルフは、後継争いで不仲か、と懸念していたイルーゼですが

フレディが叔父を慕っているのを知って、とってもほっこりです

され、フィリーネは麻薬中毒で、その薬は恋人のクラウスから

避妊薬、って嘘つかれた薬だったので

クラウスは捕縛されます

押収品の麻薬を横流ししていたんですね

隣国から返されたリシェル王女は、婦人薬を友達に配っていて

その薬は悪いものではなかったんですが、

自分のサロンにいたクラウスが麻薬を振りまいていて

リシェルも麻薬関与を疑われて、田舎の年よりに嫁がされることになりました

婚約の決まったイルーゼが、ヴォルフの相手としてランベルツ侯爵家の夜会に招待されます

そこへ、招待状を持たないリシェル王女が現れ、イルーゼに毒虫入り箱を渡そうとしたので

暗殺未遂の現行犯、ってことでリシェルは逮捕されます

リシェルの取り巻きのフェルマー伯爵夫婦がうるさいんですが

ヴォルフの側に王もついている、と知って、リシェルの取り巻きもフェードアウトですね

麻薬中毒を治療中の田舎のフィリーネの妊娠が知らされます

相手はクラウスですね

さらに、イルーゼの父が、母の侍女のカリーナを妊娠させました

ゾルガー家の嫁になるために

侍女など目下のものを上手に使って情報を集める、というのを

イルーゼは実践していきます

すると、フィリーネの侍女から、父に愛されていたフィリーネが

実は、父を避けていた、という事実を知ります

そして、母には亡くなった姉がいたらしく、フィリーネがは、その伯母の娘らしい、ってことも

わかってきます

婚姻のために宝石を注文しようとしたら、中に刺客がいました

ヴォルフが処分しますが、目の当たりにして、あとから恐怖するイルーゼです。

父がいろいろ腑抜けている間に

長男のレイモンドが、詐欺にひっかかって稼業のワイン業を傾けます

知らされて、びっくりの父上です

いっそ縁を切った方がいいのか、とヴォルフが言うので

父上はすがりますが、ヴォルフはイルーゼに、帰るぞ、って

もうイルーゼの家はヴォルフのとこなのね

結婚を前にして、母と、兄嫁が王都に来ます

イルーゼは、母に伯母のことを問い詰めると

元は、伯母が父の婚約者で、母には愛し合った恋しい婚約者がいたらしい

が、伯母は父を嫌って、母の婚約者に薬をつかい、自分が母に扮装して寝取り

できた娘がフィリーネで

母は、恋人が自分の幸せを願ってくれたから死ななかっただけで

フィリーネは、愛する人の忘れ形見で、兄とイルーゼは

にくい夫の子で愛せなかった、って

いろいろ入り組んでいたけど

これで、母の気持ちがわかった、ってある意味納得するイルーゼでした

イルーゼの兄のレイモンドは、自分が詐欺にひっかかったのに

ヴォルフの力を借りようとして自分で立とうとしないので

ヴォルフはイルーゼの父に、廃嫡のための「麻痺の薬」を渡します

実行は、イルーゼたちの結婚のあとですけどね

婚姻式の日。イルーゼは素晴らしいドレスを着こなし

イケメンのヴォルフの隣で、無事に婚姻を終えます

ですがそのパーティーで、ミュンター侯爵家の次女のロミルダが

自分が悪くて婚約破棄されたのに、元婚約者の相手の令嬢に喧嘩を売るので

ヴォルフが水差しの水をぶっかけます

で、ロミルダが

「おじい様がいつも言ってる、この男は偽物で、本当のヴォルフ様はもう死んでいる、って」

王が認めているゾルガー侯爵であるヴォルフを否定するってことは

王権に逆らうってことだから

さすがにロミルダの両親が蒼白になって、ロミルダを引きずっていきます

で、お部屋に戻ったら、寝室に刺客が入っていて

その刺客は、ヴォルフを見たらファオか?っていうし

ヴォルフってなにもの?

結局その夜は初夜はなく

翌日に無事完了

その後、5日間の新婚週間に

ほぼ抱きつぶされるイルーゼですが

体力差と体格差はありますが、とっても優しかったようです

東屋で、家族でお茶するのが憧れだった、っていうイルーゼ

実家の両親は、フィリーネとだけお茶してたみたいね

今は、二人でほっこりタイムです

ってことで2巻終了

次巻、早く出してほしいな(^^)

あなたに愛や恋は求めません(2)

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灰銀猫 アルファポリス 2025年04月23日頃

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