推し本。
大好きなシリーズです。人気もある「任侠シリーズ」
本作でシリーズ7冊目。けっこう長くベストセラーになってます。
今野敏 | 推し本探ブロ 今野敏作品の、感想レビュー備忘録
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任侠梵鐘 ネタバレ注意
視点は、代貸である日村誠司です。
関東では代貸、関西だと若頭、ね。
彼が尊敬する親分の阿岐本親分は、今はなつかし任侠の親分です。
日村の下には、三橋健一、二ノ宮稔、市村徹、志村真吉、という配下が4人いて
親分の配下が全部で5人、という、こじんまりとした所帯の上に
大きな組織に属さない「一本独鈷」の組なので
広域指定暴力団、でもない。ただ、やくざはやくざなので
地域の所轄の暴力対策の刑事の甘粕刑事が、時々巡回しに来ます
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阿岐本のちょっと下の弟分に、永神ってのがいて
このやくざは、ちょっと目端がきいていてシノギが上手
で、彼がひっぱってきた「やくざ案件」を、阿岐本が手助けするんですが
結果的に、おれで「つぶして稼ぐ」はずの会社や病院や学校が
リフレッシュして再生されちゃう。
で、日村は、めんどうだな、と思いながらも親のいうことには逆らわず
三橋以下の面々は、堅気さんと一緒に立て直しするのが、けっこう楽しいのね
で、今回も永神から持ち込まれたネタを、わくわくして待ってます
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さて、今回は神社のお祭りから、テキヤを外すってことで
これは暴対法で実際各地であったらしい
ただ、テキヤを外すと、喧嘩やもめ事を手仕舞う人たちもいなくなっちゃうのね
まぁ、これも流れだ、って
テキヤの大親分が、永神に愚痴り、阿岐本のとこに来た、ってだけだったんだけど
神社を見に行くと、近くには寺があり
寺には梵鐘があるんだけど
昔は昼と夕刻に鐘を突き、除夜の鐘を突き、ってのが当たり前だったけど
なんと、昼はうるさい、夕刻もうるさい、って話が区役所に持ち込まれたらしい。
子供の声がうるさい、ってことで公園を閉鎖したこともあるのね。
ただ、神社の氏子総代と、お寺の総代と、両方ともやろう、と言い出した男が
地元の不動産屋で、そこに、阿岐本たちのカンが働きます
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お寺や神社とかの、宗教法人は税金が優遇されるので
それを買い取る外資の話があるらしい
お寺を買い取り、墓石だけはずして、下の骨壺はそのままで
更地にして売っちゃう。
とんでもないわね
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今回も、そんな外資に目をつけられた、ってのが実態で
不動産屋のおっさんは、買いに来た相手がやくざで
その向こうには外資のもっとおっかないのがいて
まぁ、怖い目をみて、やっと目がさめます
阿岐本とかと、買いに来たやくざが知り合いだったりするのは
このシリーズのお約束みたいなもんですけどね
で、中国系のマフィアへの証言もとれて
神社もお寺も、売買はなく
鐘付きも、許容範囲、ってことで
夜店のテキヤ排除はまだ続くようですけどね
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って感じで一気読み
やくざは、基本シノギのためにいろんなことに手出ししますが
本作で、ほ~なるほど~、とか思っちゃうことが多くて
そういうとこも面白いです
次巻はいつかな~
楽しみだな~
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posted with ヨメレバ
今野敏 中央公論新社 2025年01月08日頃
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