やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中(7) 永瀬さらさ 推し本。私の感想レビュー備忘録。教団に拉致られたジルとフェイリス

推し本。ネット小説の書籍化ですが、もともとプロの作家さんです。

今までは、だいたい1冊で1エピが完結してたんですが

今回は、持ち越しです。

ジルが留守の間に、謎の教団をひっぱりだす予定ですが

イケメンの竜帝に惚れちゃうミレーが結構不憫・・。

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中7(8) (角川ビーンズ文庫) [ 永瀬 さらさ ]

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中(7) 目次

序章

1,竜妃と女王の会合

2,方舟の乗船者

3,レールザッツ会談事変

4,神の忘却

終章

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中(7) ネタバレ注意

和睦のためにラーヴェ帝国に留学していた

クレイトスの王太子ジェラルドに、ラーヴェ先帝殺害の容疑がかかり

逃亡してます。

本当の話は、前回にいろいろでとっつかまったジェラルドが

留学って名目でラーヴェ国にいたんですが

先帝に手籠めにされそうだった娘(実は先帝の妹)を助けて

先帝を殺して逃げた、ってことです。

ここらは、既刊のお話

クレイトス王家は、兄と妹でないと子供が生まれない

因果でドロドロな家系ですが

いずれの兄も、因縁から逃げようと必死でしたが

妹が14歳になると、その体に女神クレイトスが降臨しちゃうから

結局メイクラブする。

前の時代、ジルは、婚約者だったジェラルドが

妹のフェリスとベッドにいるのを見て、まぁ、いろいろあって殺されるんですが

その時に、クレイトスの化身である槍が何かをして

ジルの時間が巻き戻り、現在にいたってます

で、やり直したジル令嬢は、闇落ちしていたラーヴェ帝国のハディスの妻となり

世界の破滅を回避しようとしてるのね

世界の破滅とは、圧倒的な力を持つハディスが闇落ちしない、こと

元の時代にも、ハディスを想う身内はいたんだけど

ものすごくすれ違って闇落ちしてたんだ、ってのが

やり直しするほどにわかってきます

そして今回は、ジルがいるから、ハディスへの兄弟たちの思いも通じるし

そんなハディスをいて幸せそうな、竜神ラーヴェです

ジルは竜妃だけど、クレイトスの魔力持ちなので、竜に嫌われて乗れなかった

でも、マイネという高位竜が、騎乗させてくれて、ジルはご満悦です

さて、今回ジルは、ハディスを置いてレールザッツ公爵領へ

そこで、女王となったフェイリスと対面です。

フェイリスは、兄のジェラルドが失踪してる間に

クレイトス王家として初めて、女王として即位してます。

で、その途中で、ジルはフェイリスが拉致られてる馬車を見つけて

黒竜のローは、竜妃付きのカミラたちをレールザッツに向かわせて

フェイリス救助へと向かいます

フェイリスと拉致し、今ジルを拘束してるのは

方舟教団アルカ、と言われている、竜神と女神を全否定する過激派教団です

で、なぜフェイリスがとらわれているか、というと

槍の姿になっている女神クレイトスが、大馬鹿で

アルカの口車に乗せられて、フェイリス確保の片棒を担いだかららしい。

ジルは、初めてクレイトスサイドからみた女神の話を聞くのだけど

女神って、長く生きている間に、本当に阿呆になったらしいのね

さて、ジルの味方はいろいろいますが

レールザッツ公爵領を破壊する、って脅しが方舟からあったので

一応おとなしくいる、クレイトスとラーヴェの使節団です。

会談のために集まって、そこで方舟にとらわれた

アルカは、神を否定する教団です

竜神や女神による魔術や竜の力を否定して、人間の力で空を飛び武力を持つ

まぁ、科学立国がしたいのね

ラーデア士官学校の生徒たちは

ロジャー先生のもと、バイト感覚で諜報活動とかしてまして

彼らが、ハディスの元に、とってもかわいい侍女が妃候補としている、って話をもたらし

でも、そこにジルがいて、ビビりまくる生徒たち

そしてジルは、フェイリスをレールザッツ公爵領に送らせると

アルカの拠点をぶっつぶして回ります。ほとんど八つ当たり

アルカが、神を封じる神紋を持ち出したので

ラーヴェの力が拘束されます

そして、ハディスも封じられますが

そこへジル参上。

アルカの総裁ミレーは、自分がハディスに愛されてる、って言い張りまして

ジルは、ああ、うちの旦那はイケメンだから、ってね

ほほ、ここらのやり取りは是非本編を購入して読んで。

どや顔のジルが善き

さて、槍のクレイトスは竜神ラーヴェと再会しますが

クレイトスが巻き戻しを求めたのは

ずっと前、まだラーヴェが美しい男神だった

神格を落とす一つ前だったらしい

でも、時間を巻き戻せたのは、今のラーヴェになっているとき

なぜ、と混乱するクレイトスに

フェイリス女王が、戻ってくるように諭します。

そして会談が始まりますが

フェイリスは、兄のジェラルドを殺します

これで、クレイトス王家に子供はうまれない

そして、女神による蹂躙がはじまります

戦争ではなく、蹂躙

前の時間軸で、ハディスがやった竜神の粛清を

今、フェイリスが女神の粛清として開始するのです

って感じで読了

次巻で終わるのでしょうか。

作者の永瀬さんは、難病を発症してらして

復帰なさったんだけど、あまりたくさんは書けないのかもしれない

きれいに完結できることを、作者様の体調復帰を、心よりお祈り申し上げます。

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中7(8)

posted with ヨメレバ

永瀬 さらさ/藤 未都也 KADOKAWA 2024年10月01日

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